概要
かつて存在した飲料・食品メーカー。社名の由来になった「ポッカレモン」、「ポッカコーヒー」(メイン画像)などの飲料品の他、「じっくりコトコト」など粉末スープも取り扱っていた。
1957年にニッカレモン株式会社として設立。1966年に看板商品でもあるポッカレモン株式会社に社名変更した。だが、その翌年に合成レモンをレモン果汁として発売したため公正取引委員会によって排除命令をうける「ポッカレモン事件」が発生した。1972年にはロングセラー商品缶コーヒー「ポッカコーヒー」を販売。1979年に株式会社ポッカに社名変更するが、僅か3年後に株式会社ポッカコーポレーションに社名変更する。この頃にCIが導入され、「POKKA」の英字ロゴとレモンの汁をイメージした「P」マークが導入された。1988年に東京証券取引所1部上場を果たす。
サッポロ飲料との経営統合
2009年9月29日にサッポロホールディングスと資本・業務提携。サッポロホールディングスによって子会社であるサッポロ飲料とポッカコーポレーションの経営統合の準備が進められ、2012年3月に合弁会社であるポッカサッポロフード&ビバレッジ株式会社が設立。そして、2013年1月1日にポッカコーポレーションはサッポロ飲料と共にポッカサッポロフード&ビバレッジに吸収合併され、解散した。
その後、ポッカレモンや飲料品などは随時「pokka sapporo」に表記が変更されたが、今現在も旧ポッカの「P」マークが残っている自販機が確認できる。
主な商品
レモン関連
ポッカレモン(ポッカレモン100、食卓レモン)
清涼飲料水
ポッカコーヒー(「上手いコーヒーには顔がある」、「甘いだけのコーヒーは卒業した」など印象的なキャッチコピーが多数存在する)
スープ・食品
じっくりコトコト(後に飲料缶としても販売)
つぶコーンスープ(ちびまる子ちゃん、セーラームーンなどのタイアップ商品)