ゴッドイーターシリーズの外伝作品『side by side』にて登場したキャラクター。
フェンリル極東支部に所属するゴッドイーターの一人。
現防衛班班長の大森タツミとは同期であり、彼同様に防衛班に所属していた。
神機は旧型遠距離式のブラストを使用する。
人物
適合試験を終えたばかりのタツミに最初に接触したゴッドイーター。
神機との適合率は、最低限レベルのタツミよりも多少マシ程度のレベルでしかなかったが、新兵時代は同期の中でも最も優秀な戦果を叩きだしていた。
当時から既にタツミと組んで動くことが多かった様子で、神機をうまく扱えない彼を気負わせないように減らず口叩いて気遣うなどしていた。
家族構成は母親と、義弟と義妹の三人。
元々は母一人子一人だったが、ゴッドイーターになって3年程経ったある日、保護者だった兄を失った二人の子供を引き取った。
件の兄はマルコの目の前でシユウに喰われており、彼を守りきれなかった後悔から彼らの兄代わりを勤めている。
家族仲は良好であり、前述の経緯については知っている弟妹も彼を慕っている。
ゴッドイーターとなってから5年後に創設された防衛班・第二部隊隊長に就任したタツミの補佐に任命され、新顔としてブレンダン・バーデルを加えた三人で第二部隊となる。
この頃にはタツミとのコンビプレーからアナグラきっての名コンビと称されていた模様。
前述の弟妹の件もあってかアラガミの駆逐やそれで得られる報酬に重きをおいて愚痴る問題児二人に対し命の重さを引き合いに出してキレるなど防衛班の仲間と仲違いすることもあったが、それも次第に打ち解けていき最終的には防衛班のムードメーカーとなっていた。
先頭に立って率いる班長であるタツミとは違った意味で皆をまとめていた存在だったが、ある防衛戦の際にシユウに喰われる寸前の赤子を身を挺して救いだし、相討ちとなって殉職。
ただ一人救えたかもしれない位置にいながら目の前で死なせてしまったことへの負い目からタツミは深くショックを受け、他のメンバー達にも少なからず影響を残す等その存在は大きかった。
なお、彼が無傷で遺した神機は大切に保管され、後に入隊してきたとあるゴッドイーターへと受け継がれることになる。