概要
ドン・キホッテが操縦する雪原パトロール用魔神。脚部に装備した機能で雪道を自由に移動する。頭部の表面素材は寒冷地に強く弾力性に富んでいる。また、その内部には無数の水素爆弾を装備する(この表記を見てアブナイ奴と思ったファンはいると思う…)。顔は素顔ではなく、威嚇用のアイマスクで垂れ目らしい。後に第五界層で量産され、森林伐採用に使われる。
基本データ
全高:3.80m
重量:7.40t
装備、技
コスモ・カッター
ドクトル・コスモから贈られた刃。
バルーン・ミサイル
頭部に搭載された水素爆弾。
トロンアンテナ
売虎眼【バイコガン】
威嚇用のアイマスク。素顔は垂れ目らしい。
フォークハンド
ボールを投げても全てフォークボールになる手。
ホバークラフット
元ネタ
1955年のSF映画『宇宙水爆戦』(原題"This Island Earth")。この映画に登場するメタルーナ・ミュータントはメタルナ星人が昆虫をベースに作り出した生物兵器。
従来の神話や民間伝承に基づく怪物像とは一線を画したデザインが、以後の宇宙生物像・宇宙人像に多大な影響を与えている。
またミュータント("Mutant")という単語を浸透させたのもSF史上の大きな功績といえる。
魔神・ミュートロンの特徴的な頭部形状はメタルーナ・ミュータントのものに似ており、命名はミュータントに中性子を意味するニュートロン("neutron")を組み合わせたものと思われる。
無数の水素爆弾を内蔵しているという設定は、つまりそういうわけ。