本作品は、コンテストパーク2008年春号において、金賞を受賞している。
可愛く表情豊かなキャラクター造形・雰囲気にマッチしたBGMに加え、マウスによる斬新な操作方法が大きな特徴である。操作に対するチュートリアルも行き届いており、ステージ進行に従って自然と色々な操作法にも馴染んでいけるつくりになっていて何度でも楽しめる良作。
概要
女神によって治められる五つの世界―緑の世界、海の世界、太陽の世界、冥府の世界、月の世界―から成る宇宙が舞台となる。ある日、女神モノリスの治める月の世界が謎の"黒き者"たちの襲撃をうけ、そのまま乗っ取られてしまう。
世界を支える"モノリスフィア"を敵の手に渡すことは避けられたものの、その際の対応の結果"モノリスフィア"は五つの世界中に散り散りになってしまう。女神モノリスは部下のムーンとともに各世界をめぐり、各世界の女神の助けを得ながらスフィアを回収し、月の世界の奪還をめざす。
キャラクター
モノリス
月の世界を治める女神。時と重力を操ることができる。長い黒髪に、肩まで襟口の開いた黒いドレスを纏っている(太陽の世界の住人に"お水の人?"と評された)。
お嬢様風の言葉遣いで、負けず嫌い・好戦的(?)・計算高いところがある性格。そして巨乳である(少なくともきゅうじゅう・・・おっと誰か来たようだ)
ムーン
モノリスの部下。犬のようだが実は兎。
先代の月の女神によって作られ、モノリスに様々なアドバイスや先代に関する情報をつたえてくれる存在である。モノリスに振り回されツッコミを入れつつも、散り散りになったスフィアをいち早く発見する仕事のできる人、いや犬、じゃなくて兎である。
プランティア
緑の世界を治める女神。モノリスに治癒能力を授ける。かなり露出が多い。
モノリスの知り合いだが、名前を忘れられたあげく"草子さん"と最後まで呼ばれ通してしまった。よく泣きよく謝るものの、モノリスのことが好きなようだ。
フェニキス
太陽の世界を治める女神。炎の能力をモノリスに授ける。
ボーイッシュな雰囲気でぶっきらぼうな態度をしめすが、何気におとめちっく・ミーハーな可愛い側面も見え隠れしている。不死鳥の姿になるときはやたらテンションが高い。
アクエリア
海の世界を治める女神。モノリスにバリアー能力を授ける。ありていに言えば人魚の姿をしており、自称"露出度100%"。
プランティアと知り合いで、徹頭徹尾おっとりした雰囲気をかもしだしているマイペースな性格。モノリスに負けずメリハリのあるボディーの持ち主。
ハーディア
冥府の世界を治める女神。女神の中では最も戦闘能力が高いといわれる。
先代のころからモノリス(すなわち月の女神)のライバル的存在である。月の世界にはしばしば遊びに来ておやつだけ食べて帰っていく感じらしい。