概要
2006年に公開されたアメリカの映画。
監督はジョナサン・デイトンとヴァレリー・ファリス。
原題は「Little Miss Sunshine」。
美人コンテストに参加する少女とその家族たちが、開催地であるカリフォルニア州ロサンゼルスに向かうまでの珍道中を描く。
米国アカデミー賞では脚本賞と助演男優賞(アラン・アーキン)を受賞した。
あらすじ
ニューメキシコ州のアルバカーキにフーヴァー家という家族が暮らしていた。
夫婦と子供2人、妻の兄、父方の祖父という6人は、それぞれに問題を抱えている。
ある日、娘オリーヴがカリフォルニアで開催される美人コンテスト「リトル・ミス・サンシャイン」の予選を通過したことが判明。
さまざまな事情が絡み合って家族全員で開催地に向かうことになるが、その道中はトラブル続きで…。
登場キャラクター
()内は演じた俳優。
- オリーヴ(アビゲイル・ブレスリン)
7歳の女の子。ぽっちゃり体型で、大きな眼鏡をかけている。
アイドルになるのが夢。
- シェリル(トニ・コレット)
オリーヴの母。バツイチで再婚した。
いろいろと問題を抱えた家族に頭を悩ませている。
- リチャード(グレッグ・キニア)
オリーヴの父。
仕事は自己啓発系のコーチだが、イマイチ上手くいっていない。
- ドウェーン(ポール・ダノ)
オリーヴの兄。15歳。シェリルの前夫との間の子供。
空軍のパイロットになるために夢が叶うまでは誰とも話さないという願掛けをしている。
- フランク(スティーヴ・カレル)
シェリルの兄。ゲイ。
自殺未遂を起こしたため、妹一家に引き取られる。
- エドウィン(アラン・アーキン)
リチャードの父親。麻薬中毒者であり、それが原因で老人ホームを追い出された。