概要
「バディミッションBOND」に登場するルーク・ウィリアムズとスイ・アッカルドのカップリング。
BOND一同がナデシコの指令により、歌姫・スイのバックダンサーとして潜入することで2人は出会う。
年齢設定はルークが25歳、スイが18歳とルークの方が年上だが、ショーマンとしてはルークがスイの後輩となるためか、「ルーク」と呼ぶスイに対し、ルークは基本的に「スイさん」と呼び口調も丁寧語である。
スイは当初、お金の力でねじ込まれたルークたちのことを快く思っていなかったが、誠実なルークと接するうちに心を開き、次第に友好以上の感情を抱くようになる。
ルークはスイを大事に想ってはいるものの、一切の下心なく接していたためスイの恋心には気付いていないようだが、BONDの他の面々やナデシコは察しているようで、周囲から2人の関係を囃し立てられることもしばしばあった。
ネタバレ
ルークが故郷へと帰る別れ際、ルークへの想いがあふれ出たスイはルークに抱きつく。
「私のヒーローはルークだよ」
「私……ルークが」
「ルークのことが――……っ……」
スイの気持ちを察したルークの(……マジか!)という心の声には喜びが滲んでいたが、スイの言葉を制し、スイが自分よりだいぶ若いこと、これから色々な出会いや経験があるだろうことを伝える。
「それでも、次に会った時にもし同じ気持ちでいてくれたら……続きを聞かせてください」
「――わかった。私、もっと自分を磨く」
「ルークが目を丸くするくらい素敵な大人になる」
「――だから、待ってて。ルーク」
このエピソードのタイトルは「待ってる」である。