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漫画『憂国のモリアーティ』に登場するジョージ・レストレード×ザック・パターソンのBLカップリング。
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概要

漫画『憂国のモリアーティ』に登場するジョージ・レストレード×ザック・パターソンBLカップリング

共にロンドン警視庁の犯罪捜査部(CID)の刑事で長い付き合いの同期。

レストレードは濃い茶色の髪にブルーグレーの瞳の年相応の渋い40代男性で体格も良い。一方のパターソンは20代にも見える若々しい見目の黒髪に深い緑色の瞳に眼鏡の理知的な男性。

共に40歳(「空き家の冒険」からは43歳)である。


注意

この記事は原作の流れを汲んで記載していますが、Twitterで見かけた感想や主観も含まれます。

あくまで非公式カップリングであるので注意。


関係性


二人の関係は同い年の同期でおそらく長いこと一緒にやってきた親友であることだが、シャーロックに味方する正義感の強いレストレードに対し、パターソンはモリアーティの内通者として暗躍する悪側の人間である。

見た目は40歳年相応の渋いおじ様な光属性で正義感の強い熱血感刑事レストレードと、その一番近くにいるのが常に冷静沈着で好対照なレストレードをサポートしつつ実は利用してもいる闇を隠したクール系キャラで同い年ながら20代にしか見えないような若々しく綺麗な黒髪眼鏡のパターソンという組み合わせ。

パターソンの初登場は7巻でレストレードがシャーロックの元に向かうため「なにかあったら任せてもいいか?」と頼み事をし、それに笑顔で「もちろんだレストレード、同期のよしみだ」と答えたシーンが初出。

その後8巻の#29にて冤罪を仕立て上げたアータートン主任警部への疑いをレストレードがパターソンに打ち明け、パターソンがレストレードをうまく会話で誘導し、シャーロックを使っての外部告発をするよう促している。

レストレードはパターソンに全幅の信頼を寄せており(アニメでは省かれたがヤードには出世のためにアータートンに媚を売る奴らが大勢いてそのため内部告発では揉み消される→外部の探偵であるシャーロックを頼る流れになった)他の刑事には言えなかったアータートンへの疑いをパターソンには話せている(パターソンは絶対に自分と同じ思想があり弱者を救う選択肢を取るという信頼)。

またパターソンはレストレードを利用してはいるものの、レストレードなら告発を提案し裏帳簿を渡した人間が自分だと誰にも漏らさないと信頼しているからこそ出来た作戦なため、計画のために利用している部分こそあれどレストレードを心から信頼していることは間違いない。

アニメ版では原作版になかったパターソンがレストレードを囮に使ったことを謝罪するシーンと、明るく笑って「無実の市民を救えたんだ」と許すレストレードのやりとりが描かれている。

またその後、酒場で二人で酒を飲み交わしながらパターソンのCID主任警部昇進をレストレードが祝うシーンがある。

アニメ版ではボンドが名付けたカクテル「パターソン」にレストレードが「えっ?」と驚き、パターソンが笑うシーンがあった。

パターソンの昇進を妬むことも一切なく、親友の昇進を心から祝福し「現場で事件を追っていたい」と語るレストレードをパターソンも優しい微笑みで「おまえらしいな」と返している。

それにしてもこの二人、会話でいちいち「レストレード」「パターソン」と互いの名を頻繁に呼んでいる。なぜなんだ。


パターソンがいつウィリアムに出会ったか、レストレードとはいつからの付き合いなのか不明だが場合によってはレストレードとの付き合いの方が長い可能性もある(ウィリアムの年齢を考えたらほぼ確実にレストレードとの付き合いの方が長い)。

そして弱者を救いたいという理想が同じなのに道を違えている二人(しかもレストレードはそれを知らない)のがまたツボ。

ウィリアムに出会ってからいつか死ぬとわかって生きてきたパターソンと、それを知らずずっと同じ理想を抱いて生きていける共に歩んで行けると信じているだろうレストレードという関係性がとにかくツボ。

また原作でパターソンは「最後の事件」後も主任警部のままでありおそらくレストレードは真実を知らないまま、もしかしたらずっと知ることはなく一緒にいる可能性が高いのでパターソンだけがレストレードに対し罪悪感や秘密や罪を隠し抱え続ける関係になる。


しんどいけどそこが好き


身長はレストレードが180㎝、パターソンが188㎝だが体格はレストレードのほうがしっかりしており、コミックス表紙(12巻と16巻)を見比べてみてもパターソンのほうが首や手首や指、腰などが明らかに細い。

あと同い年なのに同い年に見えないくらいパターソンの見た目が若すぎるため並んだ時に感覚がバグりそうになる二人である。

またパターソンは「正義のヒーロー」に憧れて警察に入り、腐敗しきった警察組織の闇に絶望して飲まれかかった過去がある。逆にそんな腐敗しきった警察組織の中にあって常に真っ直ぐに愚直なまでに自身の信じた正義を貫くレストレードはパターソンの目にどう映ったのだろうか…。

なお#30でパターソンは真っ向から腐敗しきった警察組織の闇に立ち向かったレストレードを「ヒーロー」と呼んでいる。正義のヒーローになりたかったパターソンにとって「ヒーロー」とは最大級の賛辞ではないだろうか。


ちなみに以前からレストレードはなにかあるたびにパターソンに仕事の肩代わりを頼んでおり、それを「同期のよしみだ」の一言で許してくれるのがパターソンであり、この関係はパターソンが主任警部となって同僚ではなく上司と部下になった後も変わらずである(ノベライズ版にて)。

人前では上司と部下として振る舞っているようだが二人の時は変わらない気安いやり取りをしているのも公式。

なおノベライズ版ではパターソンの事情あっての曖昧な指示にも臨機応変にレストレードは対応しており、パターソンも現場にレストレードがいるからこそその指示を出したと思われ、確固とした信頼関係があることは事実である。


というか上司に仕事の肩代わりを任せるレストレードさん、ちょっとパターソンに対してめちゃくちゃ甘えてないですか。パターソンも笑って許すんじゃない。レストレードに甘いぞ。


三年後の二人の関係がどうなっているのか現状不明だが、同期の刑事であることは変わっていないようだ。

またミュージカル第三弾のパターソンはレストレードの前でかなり表情がよく変わっており、無邪気とも思える笑みすら見せている。

アニメ版だとパターソンの外見の若さに磨きがかかっているせいで更に同い年に見えなくなってしまった。

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