ローレンス(白聖女と黒牧師)
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ろーれんす
「白聖女と黒牧師」に登場するキャラ。(画像左)
声 - 石川界人、島袋美由利(幼少期) / 島﨑信長(ボイスコミック)
田舎の教会を営む牧師。神学校を卒業し牧師となった。まじめで丁寧だが自分への好意にはとてつもなく鈍感。
突然ふらっとやって来た聖女であるセシリアを尊敬し大切にしているが、彼女の好意には鈍い。街人からは彼女との関係を微笑ましく見守られている。
それは、コミックス4巻収録の第25話で明かされた…というより、セシリアによって推測された事。
前回の町での出来事から「私と聖女様は家族みたいらしいですよ」と、アベルとヘーゼリッタに語るローレンスだが、当然のようにヘーゼリッタは「あなたは何を言ってますの…」と言いながら怒りと殺気の籠ったオーラを発すし、いつものようにアベルになだめられる。
その後、セシリアと2人で密着した状態で語らい、やがて「きっと私は、あの数年間のように一人で暮らしていくのが怖かったんでしょう…」と気づき、語る。
そして直後のセシリアからの告白な一言
「いますよ。ずっと一緒にいます。家族なんですから。ローレンはもっと甘えるべきなんです」
は必見である。
そしてセシリアの
「…ローレンは家族への甘え方がわからないと思うので、見本を見せてあげているのです。これを忘れちゃダメですからね…!」
と、それによくわからないといった様子で答えるローレンスで、このシーンは締めくくられる。
その後、自室で先程の事を「勢い余って私はなんてことを…」とうなだれるセシリアだが、ここで彼女は重要な事に気づき、モノローグで結論を出す。
「…もしかしてローレンが「自身への好意」にのみ鈍いのは 大切な人がいなくなる孤独感を もう二度と味わいたくない気持ちがあるから。無意識にそういう人を作らないようにしているのかもしれませんね…」
…と。
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