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ワンハンドルマスコン

わんはんどるますこん

鉄道車両のブレーキハンドルとマスコンハンドルを一体化し、1本のレバーにまとめたタイプ。
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概要編集

ブレーキハンドルとマスコンハンドルを1本のレバーにまとめたもの。運転台をすっきりさせることが出来る上、片手でも操作できるので空いた手で車掌や司令との通話が出来るなどのメリットがある。


日本では東急8000系で本格採用されたのを皮切りに普及が始まった。ワンハンドルマスコン採用前には「押して減速、引いて加速」か「押して加速、引いて減速」のどちらを採用するかで議論となり「運転手が失神したら前に倒れこむ可能性が高い」とされたことで、押して減速・引いて加速が採用されることとなった。なお当時の運輸省は「どっちを採用してもいいが、どちらかに決めたらその方式は以後変えてはならない」と指導し、JR・私鉄関係なくワンハンドルマスコン採用車両は全て押して減速、引いて加速が採用されている。


タイプ編集

片手操作型編集

片手で操作するタイプ。ハンドルをどちらかに寄せることができ、コンソール中央部に各種スイッチなどを配置する事が出来る。


ただし走行中は常に片手でハンドルを握っている必要があり、持ち替えると操作はしにくくなる。


JRにおけるワンハンドルマスコン採用車両は全てこのタイプ。


両手操作型編集

両手で操作するタイプ。コンソール中央にハンドルを配置し、両手で操作を行う。持ち替えても操作性は落ちず、片手でも操作が可能。


このタイプを採用しているのは私鉄車が大半で、JR車での採用例は一切ない。ただしJR線にも乗り入れる伊豆急行8000系は両手ワンハンドルマスコンを装備しており、JRの運転手がこのタイプを操作する例もないわけではない。

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