簡易運転台
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かんいうんてんだい
車両基地・工場内での入換作業用に設置される簡易な構造の運転台のこと
長大編成を組む固定編成の車両において、車両基地や整備工場構内での入換作業時に用いられる簡易な運転台のこと。
客室の一角を仕切った中に本線用運転台と遜色ない設備を備えるものや、客室の壁の中に小型のブレーキ・マスコンハンドルなどが設置されているものもあれば、可搬式運転台ユニットを接続するための端子が設置されているだけのものまで多種多彩。登場当時の輸送需要から短編成主体で製造された形式が後年の輸送需要増加に伴う長編成固定化で中間封じ込めとなった本線用運転台から不要な機器類を撤去し、構内用とする事例もある。
あくまでも構内線専用のため、列車無線やATS/ATCなどの保安装置は搭載されておらず、本線を走行することは出来ない。
見た目は簡易運転台だがきちんと保安装置が設置され、本線走行が可能なものも存在する。(アーバンライナーの増結ユニット・キハ283系のキハ282 2000番台など)
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