この記事は映画『テリファー』の重大なネタバレを含みます。未見の方は注意!
※以下、全面的に作中におけるネタバレ
概要
演:サマンサ・スカフィディ / 日本語吹替:河野茉莉
主人公タラ・ヘイズの姉である大学生。
作中の行動
ハロウィンパーティーで酔いつぶれたタラを迎えに行こうと車を走らせたが、本編後半で目的地に着いた時点で既にタラが殺人鬼アート・ザ・クラウンに殺害されており、自身もアート・ザ・クラウンに命を狙われる羽目になる。
終盤で現場に来たパトカーに向かおうとしたところをアート・ザ・クラウンが乗った車に轢かれて意識を失い、顔面を喰い千切られてしまう。
その後、アート・ザ・クラウンは駆けつけた警察官に追い詰められて拳銃自殺で死亡、救助されて一命を取り留めたヴィクトリアは顔面がグチャグチャの状態であった。
事件から1年後に治療を終えたものの、元の顔に戻る事なく無惨にも醜く崩れた風貌となり、負傷の後遺症なのか、くぐもったような低い声で喋っていた。
医師に励まされながら翌日の取材に備えて退院。…そして、本編の冒頭へと繋がる。
結論から言えば、冒頭で番組のインタビューを受けていた女性がヴィクトリアその人であり、「マイルズ大虐殺」と呼ばれるようになった事件の被害者として番組に出演していた。
ちなみに女性司会者のモニカはカメラの前ではヴィクトリアに同情するような素振りを見せていたが、実は彼女の悲惨な姿を視聴率稼ぎのための見せ物にしようと考えていた上に電話ごしで彼氏に対して「(ヴィクトリアの顔が)グロい」「見ただけで吐きそうになった」などといった本音を吐き捨てる等、容姿端麗なルックスに反して醜悪な内面の持ち主であった。
だが、電話を終えた後に前述の本音を盗み聞きして激怒したヴィクトリアに襲撃され、皮肉にも事件当時の彼女と同様に顔面をグチャグチャにされるという末路を辿る事となった。
直後に狂ったような笑い声をあげたヴィクトリアは物語から退場していった。
続編の『テリファー 終わらない惨劇』ではモニカのその後が語られており、シエナ・ショーの友人によれば、ヴィクトリアに襲われた後に一命を取り留めて顔面移植手術を受けたものの、元の顔を取り戻す事なく醜い顔になってしまった模様。なお、作中ではモニカのフルネームがモニカ・ブラウンと判明した。
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※以下、作中における更なるネタバレ
『終わらない惨劇』のポストクレジットシーンでヴィクトリアが再登場しており、モニカを襲撃した件で精神科病院に収容されていた。
その時点ですっかり精神が破綻しており、発狂しながらアート・ザ・クラウンの生首を出産していた。