概要
戦国時代、ケータと出会うずっと前、ウィスパーはシッタカブリという妖怪であった。しかしひょんなことから妖怪軍師ウィスベェとして石田三成に仕えることになる。
10年という長い時の中で互いに友情を築いていくが、1600年の関ヶ原の戦いにて二人の関係は石田三成の死によって終わりを迎えるのだった。
ウィスパーが本当の正体を隠すのはこの三成との別れのショックが原因であるが、キンギンによって過去に行くまで彼に対しての記憶を当の本人でさえ忘れていた。
全てを思い出した後は自分の正体を明かし、そのまま運命は変わらず再び三成と最期の別れを交わした。
「三成様は、戦のゆくえが決していたとしても最後まで戦うと決断し、妖怪軍師である私に別れを告げ、最後の出陣へ向かわれました。
結局歴史は変わりませんでしたが、三成様の意志は、今も歴史に刻まれておりますよ…。」