概要
『偽りのフレイヤ』とは、LaLa DXにて2017年から連載中の石原ケイコによる少女漫画。
ごく普通の少女フレイヤが自分と瓜二つの王子に身代わり、戦火に身を投じていく中世西洋風の大河ファンタジー。
あらすじ
大国の脅威に怯えるテュール王国――…。
小村の少女・フレイヤは病弱な母と二人、 騎士となった二人の幼馴染の帰郷を待ちわびていた。
だが、久しぶりに帰郷した幼馴染・アーロンは、 その命を隣国から狙われているという…。
アーロンの命を守るべく忍びこんだ城で、 自分と瓜二つの容姿をもったテュール王子・エドヴァルドと出会い…?
ちっぽけな少女の運命が、大きく動き出す!
(LaLa公式より引用)
登場キャラクター
- フレイヤ
- テナ村に住む少女。テュール王子・エドヴァルドに瓜二つの容姿を持つ。亡くなった王子の身代わりをすることになる。
- アーロン
- フレイヤの幼馴染。エドヴァルド王子の近衛騎士で「黒の騎士」と呼ばれたが、凶刃に倒れる。
- アレク
- フレイヤの幼馴染。アーロンの弟。兄の死後、ユリウスの従騎士となる。
- エドヴァルド
- テュール王国の王子。「光の王子」と呼ばれ大国シグルズの侵攻を食い止めるが、毒に倒れる。
- ユリウス
- エドヴァルド王子の近衛騎士で、「白の騎士」。身代わりのことを知る数少ない人物。
- ミカル
- 王子に心酔している近衛騎士。猪突猛進。貧乏貴族の四男。
- イングウェイ
- 王子の近衛騎士。ミカルのなだめ役。
親シグルズ派
- 宰相マルック
- 敵国シグルズとの繋がりが噂される宰相。テュールをシグルズに明け渡し自分が玉座に座ろうと考えている。
- 大臣ラーシュ
- 被害を最小限に食い止めるため、あくまでシグルズに抵抗しようとするフレイヤたちの邪魔をする。
シグルズ帝国
- ディミトリ
- シグルズ帝国の若き皇帝。猛々しく才能に溢れるが、自由奔放な性格で周囲を振り回す。フレイヤがナハトに潜入する際に船上で会っているが、お互いの素性はまだ知らない。エドゥアルドの潜在能力は認めているが、それゆえに叩き潰そうとしている。王子の胸に剣を突き立てるため、自らナハトに乗り込む。
- セーブル
- シグルズ帝国の監督官。アーロンの仇。
- マクシーム=レスキン
- シグルズの軍人。破天荒な上司に振り回されがちな苦労人。
- キリィ=トルシナ
- シグルズの軍人。鎖の扱いに長けた策士。
ナハト王国
- コンラート
- ナハト国王。シグルズに征服された後に王位につき、ゾフィを妃に迎える。
- ゾフィ
- ナハト国王妃。シグルズの貴族令嬢。ナハトの実権を握る。
- エッダ
- ゾフィの侍女として処刑人として恐れられているが、実は先王レオポルドの末娘でコンラートの本当の妻。
- レオポルド
- ナハトの先王。征服の際に殺された。
- ゲオルグ
- コンラートとエッダの間に生まれた、先王の血を引く王子。
アシャ王国
- ジェフティ
- アシャ国王。
- マリアム
- アシャ国王・ジェフティの母親。賢女として名高く、国民にも慕われている。
- グレープ
- アシャを支配するシグルズの監督官。強硬派で知られる。
- ラシード
- マリアムに仕えるアシャの騎士。
森の民
- ヨルン
- 族長の息子。ナハトから脱出するフレイヤたちの手助けをした後、アシャ王の母マリアムに引き合わせる。