2023年から小説家になろう にて連載されていたライトノベル作品。
作者は粗済光太郎 単行本は全26巻、最終完全版である「RE RIGHT MEMORY」が全17巻。
キャッチコピーは「失った全てを取り戻す旅」2024年現在で全世界累計売上部数は8000万部を突破している。
同作者の「眷属」シリーズ、「阿修羅」ともクロスオーバー要素がある。
物語
第三次世界大戦で世界が滅びて1000年後、「最後の科学者」を名乗る人物が作った装置によりあらゆる世界線の世界と繋がった。魔法が使える世界、剣術が支配する世界、古代に滅びた古代種が独自進化している世界。。。
人々は人知を超えた力である「異能」を得るため、そして死んだ父親が残した「聖遺物」を探す旅が始まる!
登場人物
(アダム・クリストフ)
本作の主人公。幼い頃に両親に捨てられ、窃盗や強盗、空き巣で日銭を稼ぐ浮浪児。
異能名:両替(エクスチェンジ)
武器、服、ゴミまで価値があるものを同価値のものと変えることが出来る。
レートはその日その場により違うため、銃から鉄の塊 になることもあれば、パンからナイフが交換出来る可能性もある。
正確に言うとこの能力は世界中にいる人々に了承もない交換を要求する能力であり、明日食べるものすらない人にとってパンは人を殺す道具と変わらないものであるためである。
(アリス・ロックヘッジ)
身長178cmの長身であり、隻眼の旅人。
現代に蘇った魔女。中世の魔女裁判により死を悟った魔女は、自らに致死毒の呪いをかけ、約3000年をかけてその毒を解毒することに成功した。自身を1度目の死に追いやったキリスト教を恨んでおり、世界崩壊後においても全てを破壊するために活動する
魔女とは言え能力の殆どを失っており、主に薬を調合して自らに投与し戦闘する。
更に紙に自身の魔力を呪符に込め、打ち込んだり呪符を回復に使ったりと用途は様々。しかし、一番の愛用武器は長身のアリスをも上回る斧であり、様々な副次効果をエンチャントし戦うことが多い。
異能名:可変する時の運命(タイムパラドクス・ジャッチメント)
時を1秒だけ戻せることが出来る。魔力が尽きるまで発動可能。
インターバルがほぼ存在しないため、どんな攻撃にも対策が出来る。
攻撃する0.01秒前に時を戻し、実質的な二連撃攻撃に主に利用している。
元々時を操る術を学んでいた名残の技、詳しくは「阿修羅」にて「タイムレスウィッチ編」で解説されている。
(パウロス)
吸血鬼の古城に住む老人にして、「眷属」シリーズの主人公。
その正体は吸血鬼であり、不死の呪いを掛けられた少年だった。約400年前の第四次世界大戦の頃から生きており、度々に死ぬ方法を模索している。
主な戦闘方法は刀であり、歴代の英雄の技や剣技を見るだけでコピーする能力を持つ。しかし剣技以外の能力はまるでなく、アダム以下の魔力量かつ、魔力による攻撃による耐性がない。
自ら死ぬ場所を探し、アダム達に同行する事になった。
異能名:堕天からも羨む願望(アンリミテッド)
どんな攻撃を受けても、どんなに時間をかけても体が再生していく。
核爆弾を直撃させても、存在を阻害させる認識魔法すら効かない。
しかし、身体能力は年によって衰えていくため、パウロスは常に身体を魔力で高めて、最低ラインの筋肉量を維持している。
(メアリー ジャネル)
ローマ法王直属部隊【DEADLINE】の隊長。聖遺物を持つアダムを追跡する。
大戦前は決闘の代理人をしていた。
異能名:最高で最低なの一撃を君に(リーサルチェック)
自身が受けたダメージを、決闘が終わる平均時間である1分33秒毎に相手にそのまま与える。
たとえ腕が切断されてもである。生きている限り、決闘は終わらない。