※RPG『俺の屍を越えてゆけ』等における『壊し屋』の記事は壊し屋をご参照ください。
概要
『壊し屋』とは、2019年7月27日正午頃本編配信(第1話)が始まったpixivユーザーのハセ氏による漫画シリーズで、氏の前作『カスタムロボメイド(略:カロメ)』の流れを引き継ぐ形となっている。それ故『カロメ』からの登場人物が引き続きこの作品にも現れる場合がある。舞台は『カロメ』で『赤い月』のリーダーだったカエデが倒された後の工房市工房町で、その後にも町に残っている変質メイドたちを始末する為に刀を手にするメイドの物語を描くというもの。現在第21話(+ミニエピソード3個)まで公開されている(なお、第17話からは毎週土曜日から非定期更新に移る)
登場人物
『壊し屋』とその関係者
- サツキ:認識番号はTTB-259で過去の記憶を失っている。工房町の大通りで倒れた状態で起動した彼女は、突然襲ってきたメイドから逃げ込む途中、偶然見つけた刀で相手のメイドを仕留める。直後その姿を見ていた珠理奈からテストを与えられては通過し、自分の過去を知るために『壊し屋』として働くことになり名前も貰った。第12話を基準に『壊し屋』活動は今年で二年目なのが分かる。
- 井上珠理奈(いのうえ じゅりな):街中でサツキ及びTTB-259が変質メイドを倒す姿を見ていた請負師の少女。彼女はサツキを『壊し屋』に入れるためにテストを行い、テストを完了し帰ってきた彼女に『サツキ』という名前を与えた。彼女が請負師をすることになった経緯には謎が多く、サツキたちの暴走を抑止するために工房から貰った遠隔装置を彼女とアズサに付けているが、主に悪戯のために使っているということが第8.5話で窺えた。
- アズサ:第6話から姿を現したメイドで、カスタムロボメイドで『赤い月』の一員だった彼女は事件後自由の身になり一人で生活していたが、変質メイドによって危険に陥ったサツキを助けたことをきっかけに、自分の過去を償うために『壊し屋』としての活動を志願した。第18話で髪型に不便さを感じ右目を隠している部分の髪を切った際、その瞳が赤色ということが明かされた。
- マリア:『壊し屋』の3人組の中で一番長い経歴を持つメイドで、任務をこなす時つまり変質メイドを壊す時にも常に笑顔を見せることから、『赤い月』の追従者たちから『微笑む死神』として恐れられている。『壊し屋』の中では良き助言者としての役割も果たしている。
- 谷崎里奈(たにざき りな):工房町に住んでいる女子中学生。彼女は変質メイドに襲われたところをサツキに救ってもらって以来彼女の活躍に憧れていて、サツキに「来るな」と言われながらも毎度『壊し屋』の方に遊びに行っている。彼女の家にはミサキというメイドが雇われているが、二人が襲われてからはミサキの修理を待ちつつ、身の安全のためサツキと共に生活することに。
- ハルナ:本作の前日談にあたるカスタムロボメイドの主人公。第18話で悩んでいるアズサの元に現れ相談に乗った。
- 長谷川成美(はせがわ なるみ):工房市で一番大きな工房・長谷工房の二代目の工房長。第20話でサツキが疑われる理由を調査する場面で姿を現した。
『高天原』
第13話で里奈を襲った五人衆で、『赤い月』に従う集団の中では最強と言われている。マコト(真)をリーダーとし、ナンバーツーのサチ(幸)、ナンバースリーのヨイ(宵)、そして末っ子姉妹のイトシ(愛)とイクサ(戦)の5人体制で活動している。果たして彼女たちがサツキを259号と呼んでいる理由と彼女との繋がり、そして第20話で登場した『失敗作』に隠された真実とは…?
関連タグ
カスタムロボメイド:本作の前日談にあたるシリーズで全82話(+ミニエピソード2個)完結。このシリーズの1周年SP(当時サツキは初活躍、井上は台詞だけでの初登場)と内容が繋がり、本作が『カロメ』を引き継いでいるというのがはっきりとした。