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1.FX等の金融界隈において株を借りて売却し、その株が値下がりした時点で買い戻す事で利益を得る投資方法である「ショートポジション」をとる人に対しての蔑称。対となる「ロングポジション」に対する蔑称を買い豚と言う。


2.娯楽作品や嗜好品などの評価基準を、販売実績や観客動員数などの公共の利益、いわゆる売り上げを大前提として、個人の感想を二の次と考える人に対しての蔑称。


2の概要編集

2000年代後半あたりから深夜アニメ界隈を支持するファンの間で定着した「円盤売上至上主義」を非難する言葉。


DVDやブルーレイなどの映像媒体の利益、いわゆる「円盤の売上」を客観的指標による絶対評価と妄信して、個人の感性で差異が生まれる主観的評価をねじ伏せようとするため忌み嫌われている。


それでいながら。売り豚の中には自分にとって興味のない、あるいは嫌いなタイプの作品に対してだと、それがどれだけ良好な売上を出したという情報を伝えても、「ステマによる不正な成果」だの「まだそれだけしか売れてないんじゃやっぱり失敗」だのとあれこれ理由をつけてその結果を認めない者も少なからずいる。


しかし、深夜アニメ帯ではアニメ制作陣自らがスポンサーとなって放映権を獲得するのが精一杯であることも多く、円盤の売上=深夜アニメの生命線=絶対評価の基準という図式が成り立ってしまうのも致し方ない所ではある。


一方で、後の時代ではメディアミックスという形での複数の媒体を用いた商品展開が定着したこと、スマートフォンや動画配信サイトの普及により、必ずしも円盤の売上だけでコンテンツの成否が決まるとは限らなくなっている。


同じような部類としては本なら発行部数、映画なら興行収入や観客動員数、TVなら視聴率など、データのみに固執して作品を評価を決めつける者が該当する。


いずれにせよ「商業的には失敗したが批評的には成功を治め、最終的に歴史に名を残すに至った作品」も、逆に「興行的には成功と言われていても実際に見た人からの評価は芳しくなかった作品」も古今東西枚挙に暇が無く、後年になってから評価が一変した作品も決して珍しいものではない。

さらに言えばそういった内容に関する評価の基準は究極的には人それぞれで異なるものであるため、商業的成果の成否だけで作品評価を決めることはナンセンスであることだけは間違いないだろう。

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