概要
他国と戦争中のとある街。大砲が多数設置された移動都市であり、そこで暮らす一家の物語。
主人公である少年が朝起きる所から始まり、夜になって眠りにつき夢の中で軍隊を率いるシーンで幕を下ろす。
画一的な格好や労働者の雰囲気からディストピア風味が強めで、また戦争相手の情報が殆ど出てこないのも特徴。一応戦果報告がニュースとして流れてはいるし灯火管制らしき事もしているが、砲撃がやたらと儀礼的なのも含め戦争自体が国策としてのでっち上げ……なのかも?
登場人物
少年
朝起きに弱く、学校の勉強にも身が入らないが、砲撃手になりたいと夢見る男の子。
母親
少年の母親。砲弾工場で働いている。
父親
少年の父親。17番砲台の装填手。