天宮城呪恵
うぶしろのろえ
ボウ原さん家の悪役であるアルタイル30の部下。
一人称はアタシ→私になっている。
もみあげの部分がきしめんのようなパッツンで、黒いフードをつけている。
天宮城祈梨の姉であり、元々は天宮城神社で祈梨と共に行動していた。
天宮城の巫女候補だったが、天性の才能があった妹の祈梨の方が実力が上であり、天宮城の巫女としての考え方が異端であったことや手段を選ばない人間性により巫女に選ばれなかった。それにより憎悪を募らせたまま天宮城神社を出ていった。それからは自分を見限った天宮城という存在を復讐するべく30側に着いている。
あくまでも自分の思想が間違っていたとは思ってはおらずプライドと自信は高いようで、他人の迷惑を顧みない性格であることが窺える。実際、真咲に「組織内での揉め事や私情に他人を巻き込まないでほしい」と言われているので、他の誰にも自分の復讐を理解されていない。
だが、その性格をアルタイル30により気に入られている。
考察の1つではあるが、「なんやかんやあって出会い悪の道へと堕ちていった」とのことから天宮城神社を出ていった時の呪恵は嫉妬や悲しみなどに明け暮れていて、途中出会った30から諭されたことにより復讐を考えるようになったのではないかと思われる。
時系列的には、「祈梨が当代の巫女に決まる」→「しばらくは姉妹で活動していた」→「耐えきれなくなり天宮城神社から出る」→「30と出会い復讐することを決める」ではないかと思われる。
好きな飲み物はコーヒーで、理由はできる女は皆コーヒーを飲んでいるという偏見から。朝からがぶ飲みするほど大好きで行きつけのカフェも何件かあるようである。
猫も好きで集めた画像は1000GBはあるほど。しげるから逃げている際には、追いかけられていたことを忘れて子猫を撫でに行っていた。
服だけ溶かすスライム回にて、「かわいいといいわよね」という記述があるため、かわいいもの自体が好きなのではと窺える。
擬人化した際には、黒いフードに灰色のローブを着ていて肌は色白。
ローブ自体引きずっている長さだがつまづいたりしないのだろうか…
なお胸の大きさは祈梨とは違ってE寄りのFでありかなりのボインちゃんである。
幼少期は祈梨と同じくふわふわのポニーテールであったが、現代では後髪はバッサリと切られているためボブカット辺りになっている
祈梨と見比べると確かに少し面影があるが、いくらか違う点もある。
天宮城の血筋であるため、戦闘力も祈梨に劣らず高い。
大幣(お祓い棒)を持っているが祈梨とは違うデザインである。
武器としては鎌も持っている。
天宮城祈梨との関係性
実の姉妹であり昔はお互い仲が良かった様子。
祈梨自体は姉の復讐する気持ちをわかってはおらず、「そんなこと」で片付けられているが姉に対する想いはあるようで心配していた。実際に戻ってきてほしいと思っているようである。
血は争えない部分もあり、お金にがめついところやコーヒーが好きなところも似ている。
姉妹で天宮城の意志を紡いでいくという誓いがあったが、その約束は果たされることはなかった。
呪恵は「悪はどこまでいっても悪」という思想があり、その根ごと絶やさないといけないという考え方をしているが、反対に祈梨は悪行をした者でも赦すという思想を持っている。
作者のコメントに、「アルタイル30と呪恵はこの先も悪役として活躍することでしょう」との言葉通り和解はしないと思われる。
アルタイル30との関係性
お互いの野望を協力している仲にすぎないが、30の発明や作戦には呆れつつもいつも着いてきている。
30の部下ではあるが忠誠心などは全くといっていいほどなく、「アホの帝王」や「バカ帝王」、挙句の果てには「あんた頭が水虫になったの?」と悪態をつく。
扱いもまぁまぁ酷く爆弾で爆発させる、塩酸風呂に入れようとするなどイカれていることもある。
2人で動画に出ている際は、真咲がいないことのほうが多いため呪恵がツッコミを担当することがある。
が、呪恵自身もたまにボケる。
皮肉だが呪恵の実力を買ったのも心情を理解しているのも30しかいない。
初めは手を組んだばかりのせいかあまり仲は良くなかったが、回を進めるごとに30の呪恵に対する態度が少しずつ変わっていくのでぜひ本編での二人の会話を注目してほしい。
また、「おかえり」などと言っていたり「今日は肉か魚どっち作ればいい?」という発言から一緒に住んでいると考えられる。