概要
ちびロボシリーズ第4弾。
「実写で」というタイトルの通り本作は従来のちびロボ!シリーズのようなアクション要素に加え、ニンテンドー3DS本体に搭載されているカメラを使用する場面もある。
任天堂側が提示するお題に沿った写真をユーザーから募集するコンテストが計5回実施され、入賞者にはオリジナルTシャツやプリペイドカードといった賞品が贈られた。
ストーリー
今よりも未来の世界。
「ノスタルジャンク」と呼ばれる懐かしい品々を過去から持ち帰ることが可能になった時代。
ノスタルジャンクを集めた博物館を開きたいと考える館長さんの望みを叶えるためにロボットのちびロボが奔走する。
システム
拠点の館長さんの机の上にある「ちびPC」から特定の物体のシルエットが表示された「シルエットフィルム」を選択したあと、カメラを通じて映された対象物とシルエットの輪郭を合わせてからシャッターを切り、「ガッチリツ」が60%を超えると対象物を持ち帰ることができる。
このシルエットフィルムを作るのに必要な「ハッピー」は依頼での達成具合に応じて手に入れることができる。
ガッチリツが60%に近い場合は帰還時に「ナリソコネ」に変化してしまうことがある。このナリソコネを9つ集めると特別なシルエットフィルムを入手することができる。
以来がないときは「星ふるデスク」「夜ふけのガレージ」「木もれ日のキッチン」「水音のガーデン」「回るすしダイニング」の5か所を探索することもできる。これらの場所にいるキャラクターたちからの依頼(ミニゲーム)をこなすと結果に応じた数のハッピーを獲得する。探索エリアでの掃除やごみ捨てを行うことでも手に入る。
ノスタルジャンクを博物館に展示していくごとに博物館の来場者数が増加し、ガッチリツ100%のノスタルジャンクを展示するとより多くの来場者が訪れる。来場者数が一定数を超えると、ちびロボの行動時に消費するエネルギーの「ワッツ」の最大値が上昇する。なお、博物館内やエリア内では特別なシルエットフィルムを入手するために必要な「オウボシール」が手に入ることがある。
登場キャラ
ちびロボ
人々をハッピーにするために作られた身長10cmのロボット。館長さんの望みをかなえるためにやってきた。
トンピー
スマートフォン型のマネージャーロボット。ちびロボに様々なアドバイスをする。
館長さん
ノスタルジャンク好きのおじさん。ちびロボに「ノスタルジャンク回収大作戦」を手伝うよう依頼する。ノスタルジャンク以外のことには無頓着なようで賞金の使い道に困ったり、自伝の原稿をとんでもない利用用意したり番組名を間違えて恥をかくというそそっかしい一面も。
ちびちび
ちびロボよりも小さなロボット。ちびロボに憧れている。
おもちゃたち
ギッチョマン
アニメ作品のヒーローのフィギュア。正義に対するこだわりが強い。探索時には正義について質問してきたり正義検定というクイズを出してくる。
スーパーグラビトンX
テレビ番組に登場するロボットを再現した玩具。同じロボットであるちびロボの性能に興味を持つ。探索時にはスーパーグラビトンXに関するクイズを出す。
クレイトフル・デツコ
異星人のような姿をしたクレイ人形。ちびちびたちが通う幼稚園の先生をしながら、夜にも別の仕事をしている。探索時にはフェアで出す料理のアイディアをケン・スブール&マーキンに頼むよう依頼してくる。
ジャスティン・ベアー
熊のキャラクターの姿をした台所用スポンジ。大舞台に立つアイドルになることを目指している。探索時には5体のバックダンサーを探してくるよう頼まれ、5体揃うと新作のCMを披露する。
ケン・スブール&マーキン
ケチャップ容器のような姿のケン・スブールとマスタード容器のような姿のマーキンの二人組。仲の良い会話を繰り広げる。探索時にはクレイトフル・デツコから頼まれてレシピを考える他二人の旅行先についてどこがいいかと聞いてくる。
ラロック
庭に飾られてるライオンの像。庭を荒らすクロたちに手を焼いている。探索時にはタンポポの数を探すゲームができる。
勝イカ雄
回転寿司のマスコットキャラクター。怒るとタコのように赤くなる。探索時には寿司に関するクイズを出す。
モフモフ
レーサーの格好をしたぬいぐるみ。モカモカ、モスモスという二人の兄がいる。探索時には時間までに彼の元まで向かうタイムアタックができる。