概要
東方妖々夢においてルナサが使用する。1つ目の合同スペルカードの間に、三人の中でルナサに一番多くダメージを与えた場合に、通常弾幕第三波の後に使用する。難易度がEasy~Normalの場合限定であり、Hardの場合は上位スペルカードである神弦「ストラディヴァリウス」、Lunaticの場合は最上位スペルカードである偽弦「スードストラディヴァリウス」が使用される。
発動すると、まず自機方向を中心として偶数方向に音符弾(当たり判定無し)の弾列が出現する。この音符弾は、その場から少ししか動かない。
そして少し間をおいた後音符が消え、音符のあった位置から自機狙いの、幅の広く動きの遅い3Way弾が発射される、といった弾幕が繰り返される。音符弾は二連八分音符であり、青色のものと赤色のものが交互に放たれる。青色の場合は青い丸弾が、赤色の場合は赤い楔弾が発生する。
余り弾幕密度は高くなく、また弾が発生する前に音符弾に重なっていればそこからは弾が発生しなくなるという仕様があるので、Easy~Normalの三人の個別スペルカードの中では楽な部類であろう。
グリモワールオブマリサにも掲載されたスペルカード。魔理沙によると、「音量」は★2つ。つまり三人の中では最も静かなようだ。演劇タイプ(見せ重視のスペルカード、相手がいなくても成立するもの)に分類されている。
なお、備考によると「慌てるとよく使う」らしい。魔理沙、何やって慌てさせたんだ。
また、体験した魔理沙の話では、演奏している音から弾幕が発生するので突然弾幕が近場に発生するように感じるようである。
魔理沙曰く、「ゆったりと音楽を聴いていると埋め尽くされるというのは嫌だ。演奏家が聴者に、音楽に対する恐怖心を植え付けてどうしようというのか・・・・・・。」
・・・確かに。
元ネタ
イタリア・クレモナ出身のヴァイオリン製作者一族であるグァルネリ一族の中で最も名声高いバルトロメオ・ジュゼッペ・アントーニオ・グァルネリの作ったヴァイオリンの通称、グァルネリ・デル・ジェスが元だと思われる。
誰もが知るストラディヴァリウスは、経年による材質の変化で音色の旬を過ぎつつあると言われ、逆にグァルネリ・デル・ジェスは旬を迎えるのでいずれ知名度が逆転するかもしれない。