曖昧さ回避
- 西に傾いた太陽。夕陽(夕日)。入り日。
- 没落の意味。かつて勢いのあったものが時勢の変化についてゆけず衰えること。「—産業」。同人においても勢いの無くなったジャンルを指す言葉としてよく使われる。
- 太宰治の小説。『新潮』に1947年7月から10月にかけて連載。同年に新潮社から刊行され、文壇から高い評価を得て、ヒット作となった。
没落していく人々を描いた太宰治の代表作で、没落していく上流階級の人々を指す「斜陽族」という意味の言葉を生みだした。太宰治の生家である記念館は、この小説の名をとって「斜陽館」と名付けられた。