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この先、『風のクロノア Door To Phantomile』のネタバレを含みます。未見の人はブラウザバックを“強く”推奨します。










































クロノア「母上って…ピューポー、君はいったい……。」

ヒューポー「…………。」

月の女王「ヒューポー……」

ヒューポー「クロノア…実は僕は……」


たまゆら2



ヒューポー「僕は月の国クレスの王子なんだ。」






概要編集

ヒューポーの本来の姿。リングの精は仮の姿であり、本来は水色の服と言う名の全身タイツを身に纏った少年の姿。訳あって外の世界に出ていたことをクロノアに謝罪し、本来の姿を現した時点では後で話すと言っていた。なお月の女王はヒューポーの母親に該当する。

そして自分をもう少しだけ信じて欲しいとクロノアに伝え、クロノアは…


クロノア「ヒューポー……何言ってんだい。僕たち、子供の頃からの親友だろ!」


と答え、魔王ガディウスの野望を食い止め、歌姫レフィスを救うために最後まで戦うことを誓った。

それは2人の絆が確かであることを証明した場面であり、ヒューポーだけでなく多くのプレイヤーの心に打たれる台詞であった。

しかしこの台詞の意味合いはクリアする前とクリアした後では意味が変わってくる。理由は後述。


語られる真実編集

ガディウスの死後、ナハトゥムとの最後の戦いへと立ち向かう前にクロノアにナハトゥムがクロノアを狙っていること、そして異の夢がクロノアのことであることを話した。その理由を説明しようとしたが話を遮られナハトゥムとの戦いの後に話すこととなってしまった。

なおこの場面のみ1度しか見ることが出来ないのでしっかり聞いておくように。


余談編集

PS版から比べてwii版の体型肥満化にファンの多くが不安を抱いた。ムチムチといっても過言ではない。


クロノアとまた違う重いものを背負っている為、『私の中ではこのゲームの中の主役はヒューポーなのね。』という公式HPのスタッフインタビューからしてもある意味主役と言っても過言ではない。


関連タグ編集

風のクロノア

クロノア



























この先、Door to Phantomileにおけるクロノアの正体が含まれた更なるネタバレ有り…




























ヒューポー「最後だ……クロノア!」


クロノア「…え?」


ヒューポー「僕を風玉に乗せてナハトゥムに撃ち込むんだ!


クロノア「で、でも…ヒューポーは……」


ヒューポー「大丈夫!僕たちはいつも一緒だ!絶対に勝つんだ…2人の力で!


クロノア「ヒューポー……わかった!」


『行っけえーーーーーーーっ!!』






そして…

ヒューポーの捨て身の攻撃によりナハトゥムを倒しレフィスを無事救出することが出来た。しかしヒューポーはどこにも居ない。


クロノア「ヒューポー…いつも一緒だって……そう言ったじゃないか!!ヒューポー……。」

ヒューポー「一緒だよ…クロノア………。一緒さ……いつも………。


そこに居たのは捨て身の攻撃に耐えたヒューポーだった。力を大量に浪費し傷だらけで、命からがら生きていたのである。


それから数日経ち、荒んだ風の国で2人は景色を眺めていた。

クロノア「傷の具合はどうだい、ヒューポー。」

ヒューポー「うん…」

クロノア「ゆっくり治せばいいよ。もうナハトゥムもいないんだし。ヒューポー………月の国に帰っちゃうの?」


クロノアはまたヒューポーと会える、一緒に遊べる、そう思っていた。しかし現実は2人を悲しい運命へと導かれることとなる。

ヒューポーはクロノアの正体について説明した。


『実は君は……本当は……本当はこの世界に存在しないんだ!』


クロノアにこのことを告白した。壊れた夢のバランスを救うためヒューポーが彼を彼の世界から呼び出していたのである。最初は彼も疑っていた、嘘を言ってると思っていた。でもこのことは本当のことであり彼と過ごした記憶も捏造されたというものだった。


クロノア「………う………嘘だっ!嘘だ嘘だ嘘だーっ!


クロノアはこの真実を突きつけられても嘘だと思っていた。でもヒューポーは本当のことだと言った。ガディウスが言っていた異の夢とはクロノアの現実そのものだった。そして別れの時は刻一刻と迫っていった。レフィスの歌が世界を再生させたらクロノアはこの世界にいられなくなる。でも最後の最後までクロノアは諦めなかった。どこへも行こうとはしなかった。その気持ちはヒューポーも同じだった。


エピローグ


レフィスの歌により世界が再生されていく

そしてクロノアがいた現実。すなわちファントマイルへの入り口が生成された。


ヒューポー「クロノア…帰る時が来たんだ…君の現実に」


その入り口へ吸い込まれそうになり、無理矢理ファントマイルの元を去ることとなってしまった。


クロノア「そんな…嫌だ!嫌だ!


最後の最後で、ヒューポーはクロノアのリングを掴み、最後まで足掻こうとしたが… 2人は離れ離れとなってしまった。

異の夢


そしてヒューポーは元に戻ったファントマイルをバックに微笑み空を見上げ、物語は終わるのであった。


離れていても、絆は途切れない。きっとまた会えると信じて…。

for your phantomile...


考察

このゲームではプレイヤーが見ていた夢の物語である。なお作中においていくつか伏線があった。その伏線とは以下の通りである。

  1. 冒頭のOPデモで「朝目が覚めると確かに見たはずの夢が思い出せないことがある。でもその日の夢は鏡を見るように覚えているはっきりと覚えているんだ。」などといったOPナレーションが入っている。
  2. じっちゃんが死に際に「短い間じゃったが」と発言している。
  3. クロノアには両親に該当する人物が居ない。作中において両親のことを一切口にされていない。

そのためクロノア=プレイヤーと考えても間違ってはいない。(いくつかこじつけが混じっているが)


空間の歪みは恐らく現実世界のプレイヤーの視点である。


更なる余談

一部のファンからこういった理由からクズ呼ばわりされており、一部のプレイヤーからは批判の声もあり賛否両論となっている。

その為かリメイク版では笑顔がカットされている。

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