望忘仙人
ぼうぼうせんにん
異次元の反桐山に住んでいる仙人。記憶喪失の人間の記憶を取り戻す解憶丹という薬を作る事ができる。見識が広くⅡ、Ⅳ、Ⅴで力を借りる事になる。
異次元の反桐山の頂上に住んでいる仙人。忘却の町にて天地丸の兄貴分・飛龍の彩蔵が記憶喪失になった事を知った高野丸一行が解憶丹が欲しいと頼みにくるが「忘却の町が過去を忘れたい人や記憶をなくした人が集まって出来た町なので、町の住人の事は放っておいてほしい」と全く取り合わなかった。
忘却の町にて記憶を失う泉に誤って入ってしまった秘女乃の記憶を取り戻す為に解憶丹が欲しいと再度交渉され、砦角の機転により騙された事に気付かず彩蔵の分も含めて解憶丹を2つ渡した。
秘女乃に「嫌な仙人」と言われている所から気難しい性格なのが分る。
彩蔵に会う前に会いに行くと「わしの修行場じゃ 意味も無く登るのは止めて貰いたい」と怒る姿みれる。
Ⅱと変わらず異次元の反桐山に住んでいる。孫の雁木丸の事はよく怒るものの可愛いがっており、好奇心旺盛でフラフラと出歩く事を心配している。雁木丸が行方不明となり大慌てしていた所、雁木丸らしき記憶喪失の子供を見つけたと知らせにきた音鬼丸に解憶丹を作る為に材料がある彼廊の洞窟へ同行する様に頼んだ。
雁木丸の記憶を取り戻した御礼として異次元への入口を開けてくれた上、法術・心泉を授けてくれる。音鬼丸が人間界へ向かう際に隙を突かれ雁木丸がついていってしまい、怒りながら見送る形になった。
物語後半で異次元に戻って来た音鬼丸一行に黄泉の国の行き方を教えた。その際に雁木丸が一緒にいない事に台詞上一切触れなかったが、エンディングにて雁木丸が勝手な行動で危険な目にあった事に対してかなり怒っていたらしく家から出さない様に軟禁状態にしている姿がみれる。
エンディングでは普段ならば人々が迷い込まないように閉じている人間界への扉を音鬼丸の為に特別に開けてくれる。