椎名真木男

しいなまきお

金田一少年の事件簿の事件の事件の1つ「鬼火島殺人事件」のゲストキャラクター。

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演者一覧

FHSの受講生で高校三年生。病院の内科勤務医の息子。家族構成は両親と妹の四人家族。

長く伸ばした髪と陰のある痩せた顔立ちの少年で、言い方は悪いが「如何にもいじめられっ子」な風貌をしている。

同じ受講生である森村や加藤とつるんでいるが、立場は低くパシリみたいなことをやらされている。大人しい性格だが自分より立場が下の人間には強気に出るなど少しだけ性格に難がある。

第一の事件が起きた合宿の二日目に自分が狙われる立場であることを自覚し発狂。自分の罪を明かしたかの如く、礼拝堂の天井高くに首吊り自殺に見立てられる形で身体を吊るされた。

ドラマ版では青い上着を着た研修医となっており、原作やアニメより気弱で臆病な一面が強調されている。

※ここから先は、事件終盤における悲しいネタバレあり

「親友だったのに、中学の頃からずっと」

実は彼こそが事件の真犯人「午前零時の悪霊」の正体である。

第二の事件は犯人である自分を容疑者から外すための自作自演であり、天井に自身を吊るして首吊り遺体に見せると言う体力的にも厳しいやり方をして周囲の目を見事欺くことに成功。

動機は中学時代からの親友である海老沢邦明の復讐と罪滅ぼし。彼の虐めに加担してしまい、自殺を図った彼の遺書を読んだことで自分を含めた森村と加藤を殺害する計画を実行するも、最終的には一の真相解明という名目の時間稼ぎによって決心が鈍り、自首することになった。

気弱で臆病だが、本来は家族思いの少年であり序盤で一に向けた悪態も偽物の首吊り遺体を触らせないための演技だった。

ドラマ版では回想で遺書を読むシーンが追加されており、「椎名真木男君は、僕の親友です。小説の続きは彼に書いてもらってください」という文面に後悔の涙を流している。