「何度も言ったはずです。これは医食同源であり、茹でることと製薬は同じ。食療を以って病を治すことが私の妙技なのです。『医士になりたくない料理人はいい幕僚になれない』とも言われてますしね……」
概要
仙舟「曜青」の狐族。医士であり、策士でもある。いつも笑顔で人に接するが、実際はかなり狡猾。
丹鼎司の名家の出。一時は心が折れ医士を辞めたが、「天撃将軍」飛霄を治療するため、再び表舞台に舞い戻った。
医食同源の丹方の研究に精通しており、特に人に痛みを与える辛味においての造詣が深い。「九宮格」という名の火鍋薬を発明している。
プロフィール
人物
曜青の「天撃将軍」飛霄幕下の軍医であり幕僚。
食事療法で病を治療することを特技としており、料理と製薬は同じだと考えている。
椒丘は食事療法に火鍋をメインに使用しており、個人的にラー油と唐辛子こそが極意だと思っている。
辛いものを口にすると痛みを感じるだけでなく、爽快感と安堵感も得られ、自分が生きていることを実感できるため、辛い物をよく好んで食べている。
椒丘が昔の戦争で医士として救った人々は、結局戦場に戻って命を散らしていったことで、「医者が存在する意義とは何なのか」と神経をすり減らし医士を一度は辞めた経歴があるが、現在はモゼと共に恩人である飛霄を支えている。
能力と戦術
軌跡
- 通常攻撃「心火計(しんかけい)」
「活を入れましょう!」
指定した敵単体に椒丘の攻撃力50%~100%分の炎属性ダメージを与える。
- 戦闘スキル「燎原奔襲(りょうげんほんしゅう)」
「火力が足りませんね~」「火力が足りない!(倍速)」
「八角を足しましょう!」「八角を!(倍速)」
指定した敵単体に椒丘の攻撃力75%~150分%の炎属性ダメージを与え、隣接する敵に椒丘の攻撃力45%~90%分の炎属性ダメージを与える。100%の基礎確率で指定した敵単体に「焼尽」を1層付与する。
- 必殺技「炊陣妙法、詭正相生(すいじんみょうほう、きせいそうせい)」
「お褒めに預かり光栄です!」
「せっかく来たのですから、是非召し上がってください」
「せっかくですから、是非召し上がってください(倍速)」
敵それぞれにある「焼尽」状態の層数を、フィールド上で最高層数の「焼尽」状態の層数と同じにする。その後、結界を展開し、敵全体に椒丘の攻撃力60%~100%分の炎属性ダメージを与える。結界が展開されている間、敵の受ける必殺技ダメージ+9.0%~15%。敵が行動する時、50%~60%の基礎確率で「焼尽」状態を1層付与される。この効果は結界が展開されている間、6回まで発動でき、敵それぞれにつき、その敵のターンが回ってくるたびに1回まで発動できる。椒丘が必殺技を発動するたびに、この効果の発動可能回数がリセットされる。結界は3ターン継続する。椒丘のターンが回ってくるたびに結界の継続時間-1ターン。椒丘が戦闘不能状態になった時、結界は解除される。
- 天賦「詭正転変、至微精妙(きせいてんぺん、しびせいみょう)」
椒丘の通常攻撃、戦闘スキルまたは必殺技が敵に命中した時、100%の基礎確率でその敵に「焼尽」状態を1層付与する。「焼尽」状態は最大で5層累積でき、2ターン継続する。「焼尽」状態が1層の時、敵の受けるダメージ+7.5%~15%。2層目から、「焼尽」状態1層につき、敵の受けるダメージ+2.5%~5%。「焼尽」状態にある敵は、燃焼状態と見なされ、ターンが回ってくるたびに、椒丘の攻撃力90%~180%分の炎属性ダメージを受ける。
- 秘技「旺火却乱(おうかきゃくらん)」
秘技を使用した後、15秒間継続する特殊領域を作り出す。特殊領域内にいる敵と戦闘に入った後、敵全体に椒丘の攻撃力100%分の炎属性ダメージを与え、100%の基礎確率で「焼尽」を1層付与する。味方が作り出した領域は1つまで存在できる。
追加能力
「火祓い(ひばらい)」 | 戦闘開始時、EPを15回復する。 |
---|---|
「炊事(すいじ)」 | 椒丘の効果命中が80%を超えた時、超過した効果命中15%につき、攻撃力+60%、最大で240%。 |
「炙香(しゃこう)」 | 結界が展開されている間、敵が戦闘に入る際に「焼尽」状態が付与される。付与される「焼尽」状態の層数は、結界展開中に最高層数の「焼尽」状態の敵の層数と同じ。最低で1層付与される。 |
星魂
①「五味五臓」 | 「焼尽」状態の敵に対する味方の与ダメージ+40%。天賦を発動して敵に「焼尽」状態を付与する時、さらにその回に付与する「焼尽」状態層数+1層。 |
---|---|
②「厚味、万病の元」 | 敵が「焼尽」状態にある時、「焼尽」状態による炎属性持続ダメージの倍率+300%。 |
③「和合の神髄」 | 戦闘スキルのLv.+2、最大Lv.15まで。通常攻撃のLv.+1、最大Lv.10まで。 |
④「気血充溢」 | 結界が展開されている間、敵の攻撃力-15%。 |
⑤「巡らせる奇策」 | 必殺技のLv.+2、最大Lv.15まで。天賦のLv.+2、最大Lv.15まで。 |
⑥「九沸九変」 | 敵が倒される時、その敵にある「焼尽」状態が、フィールド上の「焼尽」状態層数が最も低い敵に移る。「焼尽」状態の累積上限が9層にアップする。「焼尽」1層につき、敵の全属性耐性-3%。 |
装備・編成について
余談
- フィールドで放置していると扇子を仰ぎながら方陣、円陣、鴛鴦陣(えんおうじん)、次はどう配置しましょうか。と喋るが、方陣円陣は古代中国の戦国時代に署された孫臏兵法(そんぴんへいほう)が元ネタではないかと思われる。鴛鴦陣は明の将軍・唐順之(とうじゅんし)によって最初に作られ、戚継光(せきけいこう)によって中国沿岸の倭寇と戦うために改良された。火鍋を思い浮かべながら喋ることから料理と陣形を交える椒丘ならではのトークと言える。
- 待機ボイス曰く三度思いて後に行う、然れど再びせば斯れ可なり。これは中国、孔子の論語から引用されている。公冶長第五の二十より「季文子三思而後行、子聞之曰、再思斯可矣」。意味は季文子(きぶんし)はいつも物事を三度考えてから実行に移した。孔子はこれを聞いて二度で十分だろうとおっしゃいました。つまり「物事に三回は考えすぎ、二回で十分でしょ」。
関連動画
光円錐
声優インタビュー