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「零、憶えてる? 私は水無乃有理。あなたの友達……だった、女の子」

CV:田中あいみ


概要編集

「零」の中学生のときの友人。故人。千と同じ事故に巻き込まれ、彼女は命を落とした。死後の世界である辺獄でふたりは再開をするが……。(公式サイト/CRYSTAR -クライスタ-より)

プロフィール編集

身長148cm
誕生日8月25日
血液型B型
テーマ宝石ペリドット
シンボルケンタウロス
年齢/学年

キャラクター編集

が中学生のときの友人。1年前のある大事故に巻き込まれて命を落としており、物語開始時には既に故人となっている。

零とは同じ中学校で入学したときに知り合い、クラスの中でもひとりでいることが多かった零を見かねて、有理から話しかけることで、仲を深めていった。今でも零からは大切な親友だと思われており、零が以外で心を開いている数少ない相手だった。


生前の有理は年齢よりも大人びていたとされ、論理性を重んじる性格をしており、非合理な物へ嫌悪感を抱いていた。そのことは零本人からも言及されており、綺麗な子でいつも落ち着いていたから、誤解されて他者からは冷たく見られることもあったらしい。しかし、零によると本当は寂しがり屋で、誰よりも周りに気遣いができる優しい子だったと語られている。

有理自身は常に合理的でいたいと考えているが、実は内面では激情的な一面もあり、その姿が表に出ることを恐れていつも冷静でいることを心がけていた。


事故があった直後の時刻に、零へと電話をかけており、必死に零を責める様子と、助けを求める言葉を残している。そのことを零は気にしており、同じ事故にあった千に当時の様子を聞いたりしている。


関連タグ編集

CRYSTAR


以降、ネタバレが記述されています。

ゲーム本編未プレイの方は、ゲームの面白さを損なう可能性があるので閲覧のお勧めはできません。閲覧には充分ご注意下さい。









































「ほんと、そういうところ……。ムカつく」


辺獄の深淵で零は有理の魂と再会を果たすことになる。

しかし、有理の態度は親友との再会を喜ぶものではなく、どこか刺々しい態度と言葉で、有理から自分が死んだ原因が零にあることが語られる。有理を襲ったバス事故は辺獄にいた「幽鬼の姫」と呼ばれる幽鬼が引き起こしたものであり、バスに乗っていた有理を標的にして殺すために起こしたものだったという。その幽鬼の姫が有理に目をつけた理由というのが、零の親友であったためであり、零と仲良くなったことが罪だというものだった。


どういうことなのか分からず困惑する零に対して、有理は敵愾心をむき出しにして零を罵り続けた。1年の時に教室で孤立していた零を哀れんで声をかけたのがそもそもの間違いであり、担任が頼むから点数稼ぎのつもりでそのまま友達でいたが後悔していること、その零がなにを勘違いしたのか自分に懐いてきて、担任の仕業だろうが3年間同じクラスにされて最悪だったと感情的にまくし立てる。

理不尽に殺された原因が零にあると聞かされた有理は、その後辺獄で幽鬼の姫に魂のまま幽閉され、時間の感覚も失った彼女は、苦しみながら零への恨みを募らせていた。


謝ることしかできない零だが、有理は「謝らないで。嘘くさいから」と返し、もうどうでもいいと言い捨てる。そして自分もあの女……幽鬼の姫みたいにヨミガエリすればいいと、その身を幽鬼「パルメニデス」の異形の姿に変えると、魂を奪うために零へと襲いかかり戦うことになる。

パルメニデスは周囲にあったバスの残骸を無意識に取り込んで形成されており、半人半馬のような姿だが、零への敵意が凶悪な外見となってあらわれている。よく見ると悲痛さを感じさせる要素がいくつかあり、背中には体に突き刺さったガラス片があったり、下半身は原型をとどめておらず、複数の幽鬼と混ざっているような姿をしている。


パルメニデスを倒すとその魂の欠片から有理の記憶の一部と邂逅する。

それは有理と零が初めて会話をした日、自己紹介をしていた時の記憶だった。当時の零は今と比べても口下手で人見知りする様子が強く出ており、そんな彼女と距離を縮めようと有理は話しかけていた。何かにつけて謝ってしまう零へ、「また謝ってる。すぐ謝るの、悪いクセだよ」と注意し、自分のことは名前で呼び捨てで構わないと話す有理だが、零がなかなかさん付けをやめられない様子から、「そういうとこも、これからゆっくりとね」と、幽鬼となった有理とはかけ離れた穏やかさで話していた。


そうして倒された有理は、幽鬼の姫と違い自分が滅びることへの不条理に涙しながら消滅した。

その様子にやはり謝り、有理の名前を呟く零に、千は零が悪いわけじゃないと言葉をかける。零は「……きっと、彼女も壊れてしまったんです。だから……あんなこと」と言うと、自分はなにも気にしてない、ただ、親友の心を壊した幽鬼を許さない、それだけだと、涙を流した。


有理が零にぶつけた言葉が、どこまで本心なのかは、もう誰にも知ることができない。死者回想録によると、知っているのは零と友達だった頃の彼女だけとされ、恨みを募らせ幽鬼となった今の有理にも、当時の自分がどう考えていたか正確なところは判別できないようだ。少なくとも幽鬼の姫からは当時は零と仲が良かったと認識されている。

零の言葉だけでなく、パルメニデスを倒すと獲得するトロフィーにも「壊れた親友の魂を開放した」と書かれており、現在の有理が正常な状態ではなく、心が壊れていたことは確かなようである。どのような意味を込めた言葉だったのか詳細は不明だが、パルメニデスを倒した時のボイスパターンの内の一つで「うらぎ、り……どうして……とも、だ……」と発言している。


また有理が零と出会った3年前は、零の両親が事故で亡くなった時期とも重なっている。担任が有理に零のことを頼んだというのは、その辺りも関係しているのかもしれない。有理と零の妹であるみらいの言葉から、恐らく零と友達となっていた有理に、その後両親を亡くした零のことを担任が任せたことで、3年間同じクラスだった、ということだろうか。


辺獄で零と再会した時には、変身した姿なのか胸元がタイトな深緑色のドレスを身にまとっている。紋章文は「有るものは有り、有らぬものは有らぬ」。

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