「ごめんなさい。みらい。私、あなたを殺した責任を…絶対にヨミガエリさせてみせるから」
CV:近藤玲奈
概要
異世界「辺獄」で、殺してしまった妹「みらい」のヨミガエリのために、戦う主人公。物語は「世界を守る」等の理由ではなく、彼女の「死んだ妹を『ヨミガエリ』させたい」というエゴによって進行する。絶望的な状況に涙する弱さと不安定さを持ちながらも、「それでも」と、前へ進む強さも持っている。物静かで生真面目。なにかを守るためなら手段を選ばない。スイッチが入ると普段の物静かと生真面目さが反転した激情をみせる。(公式サイト/CRYSTAR -クライスタ-より) |
プロフィール
キャラクター
アナムネシスによって妹のみらいと共に異世界「辺獄」に迷い込み、そこで誤って殺してしまった幡田みらいのヨミガエリのため、メフィスとフェレスと契約して代行者として戦う女の子。
祝福で変身した際には、要所に防具のついた純白のドレスを身にまとい、青い刀身の片手剣を武器に持つ。守護者は「ヘラクレイトス」。契約の紋章の位置は手首。紋章文は「万物は流転す、人は再び流れに身を入れるを得ず」。
他人に対しては基本的に敬語で話し、生真面目な性格だが、守るものがある時は手段を選ばず、またスイッチが入ると反転して激情することもある。
3年前の事故で両親を失っており、家では妹のみらいとサモエド犬のセレマと暮らしている。みらいのことを非常に大事に想っており、お姉ちゃんでいようとしているが、私生活ではむしろ妹に世話を焼かれる立場になっている。反面、アナムネシスにみらいが傷つけられた際は普段とは打って変わって激情して妹を守ろうとした。
両親だけでなく、1年前の事故で親友である水無乃有理を亡くしていることも影響してか、学校にもあまり顔を出さず食事など生活のほとんどをみらいに頼っていた。本人曰く、帰宅部の幽霊部員。自分の部屋の内装が気に入っているから比較的室内にいるだけで引きこもりではないとのことだが、みらいからは「それを引きこもりって言うんだよ」とばっさり切られている。
ちなみに零の部屋は20畳は下らないほど広い。これだけの部屋を子供に用意できる幡田家は、かなりの資産家なのかもしれない。
趣味は読書でホラー映画が好き。辺獄に行く際は鏡を使うが、実は鏡が嫌いらしい。運動も苦手で走るとすぐに息切れするが、代行者として戦う際にはこれらの問題は祝福による変身で補われている。しかし、やはり代行者内では一番体力がないようだ。
また極度の偏食家で、料理に椎茸など嫌いなものが混じっているとわかるや全く食べようとしない。普段は料理が下手なのも相まって自分で一切料理もしないが、みらいをヨミガエリさせるまでの間は自分で食事を用意せざるを得なくなってしまったため、みらいのレシピを見て料理をするようになった。結果については、「成功率は絶望的に低いですけど……」とのこと。
本人の主食は芋であり、ポテトが大好き。「CRYSTAR -クライスタ- ストレンジテイル」ではみらいを傷つけてしまった後悔や、幽鬼との戦いで怨念や断末魔に晒されるストレスから、フライドポテトLサイズを五つ購入して家で一人で食べるほどである。みらいがいたらしばらく芋断ちをさせるほどの暴挙らしい。零本人は「ポテトは野菜なんですから、むしろたくさん食べないと身体に悪いんです」と自己弁護していた。そのため、みらいから「ポテトイーター零ちゃん」と呼ばれることもある。(余談だが芋は栄養学的には炭水化物を多く含むため穀物に近い)
コンセプトは等身大の残念な女の子。(ファミ通のインタビューより抜粋)