概要
ガガガ文庫から2011/9/17に出版された田中ロミオのライトノベル。イラスト:西邑
あらすじ
小早川さん。仲良くなったらなんになる?
人間関係も勉強もそつなくこなし、万事如才ない高校生となった飯嶋直幸(いいじま・なおゆき)。県下でもトップレベルの進学校に入学した彼は、自己陶酔にも似た思念でクラスメイトたちを見下していた。
想像以上に、質が低い。
このクラスでなら、陰の支配者となることも容易い。
窓際最後尾の席で不敵に笑う。
そんな飯嶋くんの前に立ちはだかったのは、クラス委員の小早川千尋(こばやかわ・ちひろ)。自らクラス委員に立候補し、邪魔なので副代表は不要と言いはなった眼鏡女子だ。席は中央最前列。
常にテンション高め、キレキレの彼女を弄ぶべく、戯れに告白してみた飯嶋くんだったが、それは思いのほか純な反応で受け容れられてしまった。小早川さんの内面を知った飯嶋くんは、彼女を翻弄しにかかるのだが……。(公式より)