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概要編集

灼熱カバディ』の王城正人 × カバディの公式(?)カップリング編集

王カバ、もしくはカバディの漢字名「陣闘」から王陣とも表記する。


己の肉体のみで勝負するカバディという競技において、フィジカルに恵まれない王城正人が狂気とも呼べる愛を持ってカバディに人生を捧げ、最強の攻撃手を目指す様は灼熱カバディという作品を語る上でも見逃せない要素である



原作内での王カバ描写編集

「愛しているからです」編集

単行本4巻26話「集合・世界組」

「何故、カバディをやるのか」という問いに王城はカバディを「愛しているからです」と間髪入れずに回答している。


「僕にとって『高嶺の花』みたいなモノなんだ。誰よりも自分を磨かないと振り向いてくれない」編集

単行本2巻16話「愛」

カバディを『高嶺の花』と例えているが、後に宵越竜哉が習得するバック技の練習中にオーバーワークで足を壊し、入院するなど実際の努力量も並みの選手はもちろん世界組の中でも突出している。


フィジカルに恵まれていた六弦歩は王城正人を倒すことで「努力家」という勲章が得られると、王城をライバル視していた。天才的なセンスと体格に恵まれた佐倉学もまた、「身体で劣る強い人間は技術の集大成」と王城正人を師匠とし邁進する。主人公である宵越竜哉は攻撃手としての手本、師匠、目指す方向として王城正人の背中を追うことになる。


「心配した未来」単行本11巻 描きおろし短編編集

久納栄司の守備に憧れる王城正人(7歳)の姿が描かれており、当初は父と同じ守備も出来るオールラウンダーの選手を目指していたと思われるが、元々筋肉が付きにくい体質に加え、高校から身長の伸びが止まったこともあり(本人はまだまだ伸びるつもりで学ランは大きめのサイズを購入したようだ)攻撃一本にならざるを得なかった。


久納栄司から合気道のように相手の力を利用して倒すカウンターの技を学ぶが、10年という歳月をかけてやっとの習得であった。常人なら諦めるであろう、越えられるかわからない高い壁に延々と挑み続けられたのもカバディへの狂気とも言える愛があってこそだろう。


攻撃手としても本来はスピードも瞬発力の才能もなかったが、カバディへの愛だけで努力をし続け、204話で語られる「ある才能」に欠けていたこともあり、最強の攻撃手に登り詰める。


他、王カバを語る上で外せない回編集

単行本11巻100話「あなただけを見つめて」

タイトルはひまわりの花言葉である。王城のカバディへのひたむきな愛が語られる。


単行本18巻172話「アイのチカラ」

「アイ」は「愛」であったり、「自分」という意味もある。


単行本28巻 270話「世界組5番 王城正人」

王城正人の人生とカバディへの愛すべてが詰まった1話。

単行本28巻は表紙から折り返し、カバーに至るまで全て王城正人づくしでありまさに王カバ巻とも言える。



関連タグ編集

灼熱カバディ 王城正人

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