人物
主人公のクラスメート皇天音の兄で、世界的な大財閥である皇財閥の御曹司にして生徒会長。ちゃらんぽらんなボンボンである。
とにかく刹那主義で、生徒会の権限をフルに使って大々的なイベントを開催して騒ぐことが大好きなトラブルメーカー。しかし選挙で会長に選ばれたことから、生徒からの人望は確か。実務能力に乏しく仕事をさせてもらえない(かえって仕事が増える)。こともあって、生徒会室では携帯ゲームにのめりこんでおり、ほぼ毎日昼寝に行く。また、機嫌が悪いとどこまでも辛辣になる。良くも悪くも子供のような存在。
妹の天音を溺愛している。天音のほうは兄を恥ずかしいと思っており、全くというほど受け入れてはもらえていないものの、それさえも楽しんでいる節がある。
蛍の事をからかっているが、火に油を注ぐような言葉をよく言う為にズタボロにされることもしばしば。
喧嘩が強い。天音に対しても本気を出している可能性は低いが、蛍には全く敵わないのは確か。
母親である理事長、皇千羽耶の前では猫をかぶり、別人のように有能そうな雰囲気になる。
天音とは異母兄妹。実母との間に生まれたということから、父親の愛情を受けているのが自分だけであると自覚しており、千羽耶とは過去の事件も相まって距離を置いている。
入学当初はかなり荒れていたらしく、知り合った蛍に病院送りにされた経験もある。
ピアノの名手。実は昼寝と称してピアノを弾きに行っている。この事実を知っているのは生徒会のメンバーのみ。なお、早河にはピアノを絶賛されている。