プロフィール
氏名 | 立川・麗夢 |
---|---|
誕生日 | 10/17 |
年齢 | 29 |
身長 | 164 |
ホームバンク | たちかわ |
CV | 和久井優 |
概要
世界選手権個人パシュート2連覇等国内外で輝かしい実績を残しており、ライバル且つ親友の久留米美虹と共に競輪ファンの間で絶大な人気を誇るスター選手。また、業界では久留米、向日町京子と共に国内三強と呼ばれている。
感覚派の天才である久留米とは対照的に冷静且つ理論派な努力の天才で、自分に厳しいストイックな性格。それ故に後輩を見る目も厳しく、これまで何人も弟子入りを志願する者がいたが、その都度断り続けている。だが、アニメ2話終盤で競輪選手を目指す者達が参加したサマーキャンプのテスト走行に突如乱入し、にわか雨上がりで濡れているバンクを主催者の春日壺之助が現役選手と勘違いするほどのスピードとテクニックで走り抜けた平塚ナナを、彼女の経歴を呟きながら歩み寄り心底嬉しそうに歓迎する、4話中盤でナショナルチーム合宿でストレッチをしながら久留米と会話をした際、「もう一人のゴールデンキャップちゃんも中々良いんじゃない?」と言われ、「うん、彼女も良い。でも、まだちょっと足りないかな。素質はあるんだけどね。」と語る描写を見る限り、一方的に断るのではなく、相手の素質を正確に見極め、気付いた欠点等を理論的に指摘して納得させたうえで断っているものと思われる。
だが、アニメ6話で同期生だけでなく教官までもが注意するほどの過剰なトレーニングを続けた結果慢性的な筋肉疲労になってしまい、タイムを落とし続けて退所処分になってしまった熊本愛が養成所の門を出て泣きじゃくっているところに車で現れて声をかけ、送迎中の車内でも泣き続ける彼女にサングラスを貸してしばし沈黙した後、『あなたを初めての弟子にすることにした。』という旨の言葉をかけて励まし、悔し泣きを嬉し泣きへと変えた。
これまで一貫していた弟子を取らない主義を急に変えたこのシーンに違和感を覚えた視聴者も多いが、この回の序盤でナショナルチームのトレーニングの合間に平塚と会話するシーンがあり、「立川さんは、早期卒業の話を持ち掛けられたことは無かったんですか?」という問いかけに「あったよ。でも、自分よりも才能のある相手がまだ養成所にいるから、三ヶ月ぐらい待ってもいいかなって思って、断ったの。」と答えた後神妙な面持ちで黙り込んだ平塚を見て「何かあったの?」と問い掛けており、直接的な描写は無かったが、その直後に平塚が熊本の現状および真のライバルと認めている彼女を追い込んでしまったことへの複雑な心境を語ったうえで、退所処分になってしまったら弟子にしてほしいと頼み込んでいたものと思われる。
なお、久留米と違いアニメでは上述した場面以外ではほとんど出番が無いが、養成所時代およびデビュー後数年間を描いたコミカライズ版『リンカイ!アザレア』では久留米に次ぐ準主人公となっており、女子選手史上初の早期卒業を持ち掛けられる等養成所時代から飛びぬけた実績を残しており、プロデビュー後も1年目でグランプリ決勝レースを戦う等輝かしい成績を収めていたが、一方で圧倒的な才能を持っていながらもマイペースで気分屋な性格の為真の実力を出せず伸び悩んでいる久留米に養成所時代から不満を抱き続けており、ある日レースに負けた久留米の前に現れ、「次のレースで負けたら、代わりに私が引退する!」と発言し、その言葉にショックを受けた久留米は自分を見つめ直して号泣し、心を入れ替えてレースに真剣に取り組むようになり、無自覚だった才能を開花させた。