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プロフィール編集

氏名熊本・愛
誕生日7/21
年齢20
身長162
※ホームバンク熊本
CV日向未南

※:公式サイトのキャラクター紹介プロフィールのみ。アニメは公式サイトの世界観の前日譚を描いているため、後述するように養成所を退所し再起に向けて歩み出すところまでしか描写されていない。


概要編集

高校2年生の秋、達と共に初めて競輪を生観戦して刺激を受け、その日の夜泉の実家の温泉旅館に宿泊した際、真っ先に競輪選手を目指すことを宣言し、他のメンバーにも共に競輪選手を目指そうと提案する。なお、この件によって友情を深めた泉達からはその後『熊ちゃん』と呼ばれるようになる。そして帰郷後すぐに高校の自転車部に入り即レギュラーになっただけでなく、翌年のインターハイで競技歴わずか半年余りで優勝するという快挙を成し遂げ、その直後に競輪選手を目指す者達が集まるサマーキャンプに参加した際は、初対面の相手からサインを求められるほどの人気を得ていた。


養成所に入所後も努力を重ね、最初の走行試験後にゴールデンキャップ(極めて優れたタイムを出した者にのみ与えられる特別な帽子)を獲得する等新人離れした成績を残していたが、同学年ながら海外で実績を残しマスコミからも注目されているエリートの平塚ナナが同期生となり、どんなに良いタイムを出しても彼女に次ぐ2番手に甘んじ続ける事への不満および初めての競輪観戦以降そのストイックな姿勢に共感した立川麗夢の最初の弟子になるという願望が焦りを生み、実技試験前後の過度な自主練、寮の部屋で同室のメンバーがリラックスする中一人筋トレをする等周囲の制止も聞かず完全にオーバーワークの練習を続けていった。その結果、ある日の自転車組み立て実技中に倒れてしまい、同期生達に心配をかけたことを反省するも、翌朝には平塚への対抗心から再びオーバーワークを始めてしまう。


その後、養成所の夏季休館期間中に故郷の熊本へと帰省する(最初は養成所に残って自主練しようとしたが、オーバーワークを懸念した高松に咎められて断念する)際、空港で帰省中のオーバーワークを案じた高松が、故郷が比較的近いこともあり同行しようかと提案するが、彼女に対して穏やかな笑顔で「もう無茶なトレーニングはしない。約束する。」と語り掛けて納得させ別れた。だが、直後の機内で平塚が女子選手史上初の早期卒業をするかもしれないというニュース速報を見てこれまでにない焦りが芽生えてしまい、養成所に戻った日には両手首と両足首が包帯だらけになるほどのオーバーワークを行った姿で現れ、泉達を絶句させてしまう。


そして、帰省中に人知れず行ったオーバーワークによって筋肉疲労が限界を超え、それに伴いタイムもみるみる落ちていき、ある日の走行試験でとうとう基準値を大きく下回る同期生最下位のタイムを記録してしまい、二週間後に行う追試で好タイムを出せなければ退所処分になると言い渡されてしまう。その日の夜食堂で話し合いをした際、落ち込む泉達(特に高松は「私のせいだ…あの時無理にでも付いて行ってればこんなことには…」と激しく自分を責めていた。)に謝罪した後気丈に振舞い、その後平塚を除く同期生全員が集まり、追試に向けて全力でサポートすると約束してくれた。

だが、追試当日になっても筋肉疲労は回復しておらず、「サポートしてくれたみんなの為にも、絶対に良いタイムを出す!」という意気込みとは裏腹に基準値を下回るタイムを記録してしまい、終了後に正式な退所処分を言い渡される。その直後に同期生達が再度の追試を懇願するが、所長に説得された同期生達が泣きじゃくる中、気丈に振舞って同期生達をなだめていた。


その日の夜、食堂で一人物思いにふけっている時に現れた平塚に宣戦布告しながらも退所になってしまったことへの謝罪と自分の代わりに泉が近いうちにあなたに勝つという宣言をし、最後は「必ず戻ってくるから。」と言って握手をした。

その直後、失意に暮れながらバンクを走っている泉の前に現れ、「平塚ナナに泉があなたを倒すって宣言してきた。」と軽いノリで伝えて少しリラックスさせた後真剣な表情で「泉には力がある。きっと強くなる。」と伝えてゴールデンキャップのカバーを託して去り、その想いを受け取った泉は泣き叫びながらも『熊ちゃんが信じてくれてる私にならなきゃ!』と強い選手になることを決意する。


翌朝一人スーツ姿で養成所を出た直後にそれまで抑え込んでいた感情が溢れ出して泣きじゃくるが、その直後に立川が車で現れ、彼女の車に乗った後も借りたサングラスを掛けて泣きじゃくっていたが、しばらくして「あなたを初めての弟子にする。」という旨の言葉を伝えられ、今度は歓喜のあまり号泣した。なお、このシーンは弟子を取らない主義だった立川の唐突な発言に違和感を感じた視聴者も多いが、実は該当エピソード(アニメ6話)序盤で立川がナショナルチームのトレーニング会場で平塚と会話をしていた際、早期卒業を提案されたことはなかったのかと尋ねた平塚に答えた後物憂げな表情で黙り込んでしまった平塚に「何かあったの?」と声をかけるシーンがあり、描写は無かったがその直後に平塚から熊本が退所処分になってしまったら弟子にしてほしいと頼まれていたと思われる。


その後は台詞こそないものの卒業記念レースとルーキーファイナルを茶色のトレンチコートに立川から貰ったと思われるサングラスを掛けて特別席で観戦しており、最終回エピローグでは、15期生として再スタートする描写が僅かに描かれている。


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