プロフィール
氏名 | 松山・椿 |
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誕生日 | 12/16 |
年齢 | 31 |
身長 | 155 |
ホームバンク | 松山 |
CV | 倉本春奈 |
概要
抜群の追走技術で有力選手をマークし、最後まで優勝争いを繰り広げてポイントを稼ぐスタイルの女子競輪界屈指のマーク屋。特に僅差で2着になることが多く、ファンの間では『2着の女王』と呼ばれている。
プロデビュー後伸び悩んでいた弥彦巫子がある日のレース後控え室のマッサージチェアでくつろぐ向日町京子にアドバイスを求め、『ルーキーらしく1着狙いでがむしゃらに行くのも悪くないけど、まだ逃げ切れる力が無いなら、強い相手をマークして2着狙いでポイントを稼ぐのも一つの手だ。』という旨のアドバイスされるが、その提案に対し弥彦は『人のおこぼれで着拾うイメージが…そういうのよりも、カッコよくスカッと勝ちたい。』という旨の発言をして拒否する。そのやり取りを密かに背後で黙って聞いており、自分が誇りを持っている戦法を否定されたことに憤りを感じ、向日町に「この子にマークの仕方教えてやってよ。」と言われるも当然のことながら即拒否し、「一緒のレースを走ったけど、逃げが得意な選手が揃ってたのに、考え無しに突っ込んで自滅して…」と弥彦の無策ぶりを指摘したのをきっかけにお互い売り言葉に買い言葉の言い争いをして喧嘩別れしてしまう。
だが、その後自分を見つめ直したうえに嘗てセンターを務めていた地下アイドルグループの仲間が主役を張るほどの舞台女優になっていたのを知って気持ちを切り替えた弥彦が後日控え室に来て土下座謝罪した際は「いいよ、もう。私も少し言い過ぎたと思ってたし。」とあっさり許す度量の大きさを見せた。
その直後に「松山さんは1着を目指そうとは思わないんですか?」と尋ねられたのをきっかけに、『最初の頃は1着ばかり狙ってたけど、ムコさん(向日町)や一宮さん(現ナショナルチームコーチ)みたいな人達と戦う内に、自分にはそこまでの才能は無いって気付いた…そんなある日、注目度は低いけど勝てそうなレースがあって、最初から逃げるつもりだったけど位置取りに失敗して、前を行く選手にがむしゃらに付いて行って、最後の脚が残ってたから何とか2着になれたけど個人的には失敗レースだった…でも、自分が2着になって配当が大きく動いたこともあって観客が温かい声援をくれて、この人達の期待に応えるために走らなきゃいけないんだって気付いた。』(要約)とマーク屋としての道を選ぶきっかけを語った。
その後も弥彦に選手としての心構えをいくつか説き、感銘を受けた弥彦が改めて先日の非礼を謝罪した後真剣な表情で「私にマークの仕方を教えてください!」と懇願するも「嫌だ!」と空気を読まず即拒否して愕然とさせ、「簡単に教えられない。企業秘密。」と言いながら去り「ケチ!」と言って追いかけてきた弥彦に「サインくれたら考えてもいい…」と急に態度を変えて「いや、ファンだったんかい!」とツッコまれるというツンデレな一面を見せた。そして、描写は無かったがサインを貰えたらしく、後日マークの仕方を弥彦に伝授し、殻を破るきっかけを与えた。
なお、最終回ではルーキーファイナルを弥彦のサイン入りTシャツ(上述の件で書いてもらった物と思われる)を着てスタンド観戦している一コマがあった。