カードとしての能力
水/自然文明 (8)
進化クリーチャー：ジャイアント/アースイーター/シノビ 17000
G・ゼロ:バトルゾーンに自分のジャイアントが4体以上あれば、このクリーチャーをコストを支払わずに召喚してもよい。
進化：自分のジャイアント1体の上に置く。
T・ブレイカー
このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、クリーチャーを3体まで、自分のマナゾーンから手札に戻す。その後、自分の手札を3枚まで、タップしてマナゾーンに置く。
概要
DMBD-02「クロニクル・レガシー・デッキ 風雲!! 怒流牙忍法帖」で登場したシノビ。
G・ゼロでT・ブレイカー、パワー17000と召喚酔いがない進化クリーチャーと十分な攻撃力を持っており、場に出たときにクリーチャーを3体マナ回収およびマナ入れ替えが行える。G・ゼロ条件は、ジャイアントが4体以上と一見すると多いように感じるが、ジャイアント・インセクトもジャイアントとして参照できるため、デスマッチ・ビートルや電脳鎧冑アナリス等の低コスのジャイアント・インセクトもG・ゼロ条件にカウントされるため早期の召喚もしやすい。新章以降もとこしえの超人と言った優秀な低コスジャイアントも実装されている他、ジャイアント・ドラゴンやジャイアント・ハンター、ジャイアント・スノーフェアリーと言ったジャイアントにカウントできる種族も登場し、実装当初よりもさらに出しやすくなった。ゴッド・オブ・アビス以降では各文明の特定の種族カテゴリがそれぞれフィーチャーされ、自然ではジャイアントが選ばれた点でこのクリーチャーと相性がいいジャイアントが増えることを意味する他、ジャイアント・メクレイドと言うジャイアントを横並びさせやすいギミックも登場した点も追い風と言える。また、DM23-RP3で再録された際にG・ゼロの条件のテキストが変更されており、体指定が枚指定となり、クリーチャー以外にもジャイアントのタマシードを参照できるようになった。その他にも場に出たとき効果に3枚までマナ回収およびマナ入れ替えができる能力を持っており、序盤にマナに埋めたクリーチャーをマナの総数を変えずに回収できる。このカードが持っているシノビ自体、ニンジャ・ストライクによって防御面が優れており、このカードを採用したシノビデッキでは、序盤にマナの関係上埋めていたシノビを回収することで、S・トリガーなどに頼らずとも防御面を強化できる。他にもマナに埋まった他のドルゲユキムラを回収し、回収したドルゲユキムラが連鎖的に次々と増えていく様は正に影分身しているように見え、強力と言える。また、マナ回収およびマナ入れ替えは発動自体は強制だが、枚数自体は任意なので０枚を宣言することで回収および設置をしないプレイングが可能で、見た目以上に融通が利きやすい能力となっている。
また、シノビでは珍しい進化クリーチャーとなっている。
デュエル・マスターズ プレイスでは、DMPP-11「戦極大決戦 -CLIMAX GALAXY-」実装されており、紙版と比べて戦国編とかなり前倒しで実装されたため、種族シノビ削除やマナ回収能力がランダム要素、G・ゼロの条件に自分の終の怒流牙 ドルゲユキムラが1体もないことが追加と全体的に弱体化されているが、召喚酔いがない3打点と言うことでジャイアントデッキでは広く採用されてはいる。2022年2月24日実施のメンテでは紙版と同じパワーに戻された。
背景ストーリーでは、怒流牙（どるげ）のシノビ達を率いる頭領。戦国武闘会の決勝戦で、暗黒皇グレイテスト・シーザーが放った魔弾超銀河弾 HELLに対抗するべく、世界を滅ぼす力を持つ超銀河剣 THE FINALを使うことに対し戸惑う超聖竜シデン・ギャラクシーに超銀河剣の余波から世界を守ると約束して超銀河剣を使うよう告げた。その後、約束を守るべく自ら率いる「怒流牙十勇士」を筆頭に数多のシノビ達と共に超銀河弾と超銀河剣の激突による絶大な余波からその身を犠牲に世界を守り抜き、人知れず散っていった。呪文怒流牙忍法 次元隠しの術のフレーバーテキストよるとドルゲユキムラには超獣世界とは別の次元に干渉する術を使え、シノビは戦国編の時点でパンドラ・スペースの存在を認知していたことが判明した。また、ドルゲユキムラがこの術の送る先は必ずパンドラとなっており、パンドラに送ったクリーチャーがパンドラ王家の始祖になったと伝えられた。その他にもデュエチューブの動画によるとシノビ自体、超獣世界とは別の次元から来た存在であり、術の送る先は超獣世界とシノビの故郷の次元以外なら別にどの次元でも良かったことが明かされた。
