概要![編集](https://s.pximg.net/source/dic/images/icon_edit_partial.svg?20120424)
山口組から分裂して誕生した神戸山口組から離脱した直系団体の組員が結成した暴力団。
発足当初の名称は「任俠団体山口組」だったが、4ヶ月後に「任侠山口組」に改称。その後2020年1月に現在の名称である「絆會」へと改称した。
一般的な暴力団は「組長」や「会長」が組織のトップだが、この組織は上述の二つのような役職を置かず「代表」をトップとしている。
- 設立:2017年4月30日
- 設立者:織田絆誠
- 本部:大阪府大阪市中央区島之内1-14-14
- 首領:織田絆誠
- 活動期間:2017年〜現在
- 活動範囲:1都1道1府9県
- 構成員総数(推定):約170名
- 構成員数(推定):約60名
- 準構成員数(推定):約110名
- 友好組織:池田組
- 敵対組織:山口組、神戸山口組
来歴![編集](https://s.pximg.net/source/dic/images/icon_edit_partial.svg?20120424)
絆會の構成員は元々、自身の出身母体である「弘道会」の出身者を重用する六代目組長・司忍に反発し山口組を離脱した直系組長13名が2015年に結成した神戸山口組の構成員だった。
しかし、組織の運営方針についての食い違いが原因で一部の構成員が神戸山口組を離脱する。
そして2017年4月30日、離脱した構成員が神戸山口組の若頭代行にして中核組織である四代目山健組の副組長・織田絆誠を首領とする「任俠団体山口組」を結成。同日に行われた結成式で組織体制も発表した。
結成から4ヶ月が経った8月9日には組織の名称を「任侠山口組」へと改称。その理由は、ネットニュースで組織名を記載する際に「俠」の字が正確に表示されず「任○山口組」と表記されてしまい、それでは体裁が悪いとの意見が内部から相次いだ為とされている。
2017年9月に織田が乗る車両が神戸山口組直系の山健組傘下の組員に襲撃され、これによりボディーガード1名が死亡する事件が起こり、2018年3月に指定暴力団に指定される。9月には本部事務所でもあった四代目真鍋組事務所が使用禁止となった。
2020年2月17日に2度目の改称を行い、名前を「絆會」へと変更した。これには山口組や神戸山口組との違いを明確にする狙いがあるとされる。
近年は大幹部の離脱が相次いでおり、2020年8月に若頭兼四代目真鍋組組長・池田幸治が真鍋組を解散し、翌月に引退。2022年2月にも最高幹部の三代目織田興業会長・権藤聡が脱退届を警察に提出し、3月に除籍された。