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概要編集


身長:156cm 体重:44kg

CV:橘桜


今作のヒロインの一人。

世良信明の同級生として千信館に入学してきた新一年生。

一度も登校したことが無いため柊四四八らは彼女の存在すら知らない。

そこにいるだけで周囲を不安の渦に巻き込んでしまう独特の存在感を持っている。


苗字の「緋衣」と同じ名前の緋衣草は英語で「スカーレットセージ」と呼ばれ、名前の「南天」は「柊南天」という植物が存在するなど前作『相州戦神館學園八命陣』の柊聖十郎との関連をにおわせる要素を多く持っている。


↓ネタバレ注意
























正体編集

 その正体は、柊聖十郎の息子で柊四四八の異母兄である緋衣征志郎の曽孫。

緋衣征志郎から継いだ血と死病と朔に関わる舞台設定として、産まれた時から黄錦龍の眷属である。 逆十字の聖十郎と同じく、死病に冒されている影響により彼とほぼ同じ人格を有しており、 その死病を無くして健康体になる為の精神力も彼と同じ域にある。

 彼女が彼と二代目の逆十字と違うところは「他人を羨ましいと思っていない」という点である。

女である彼女は男である初代と二代目と違い物理的な強さを欲しておらず、道具が優れていようと自身が至高なことに何の変わりもない。 だから「盧生の力など必要ない、死病が癒えればそれでいい」という結論に至っている。


死病を癒すために裏で暗躍し、世良信明を引きいれて計画を叶えようとした。

その方法とは、自身の盧生であり柊四四八に敗北した、四人目の盧生候補者黄錦龍の復活である。

そもそも柊四四八の盧生になる試練とは柊聖十郎を許す事だったが、彼はその試練を完全にクリアした訳では無かった。その理由は四四八は自分に異母兄弟がいたことを知らなかった事、すなわち聖十郎の所業を全て知ることが出来なかった為に完全な盧生としては成り立っていなかった。 故に四四八に敗れた錦龍も完全に消滅はしておらず、錦龍の八層試練は続行中であった。

そして、錦龍の試練とは柊四四八に勝利する事。


彼女の死病は第二盧生の資格を奪うために押し付けられたものであり、彼女は黄錦龍の生まれながらの眷属であった。

それ故に南天が死病を癒すには彼女の盧生、黄錦龍の復活以外方法は無い。

彼女はその方法として初代逆十字柊聖十郎の廃神化であった。

その核として静乃が顕現した柊聖十郎を殺害。べんぼうの核である世良信明を最後の仕上げの道具として手に入れた。

そして錦龍との接続を確かにするために鎌倉の住民を邯鄲に接続、歴史を追体験させて力を増して現実で邯鄲の夢を使用可能の域までに至った。


能力編集

邯鄲の夢の再構築が可能。延命のために他にも数多の魔道に精通している。


邯鄲の夢の資質は世界を咒い(咒法)、解体して(解法)、自らの望む形へ創り直す(創法)という祈りへ極端に偏っている。

創法の形によって創られた拳銃を武器として扱う。

この拳銃は装弾数が無限であり、連射力は機関銃を遥か凌駕した域にある。

弾丸の一発一発には強力な解法が乗せられ、貫通力や概念的な破壊力を持ち、敵が練る夢を片っ端から崩壊させる。

それが優れた咒法の誘導を受け、自在に空を飛翔しながら着弾する。

リアリストであるため、超人的な健常さを願い続けることができず、現実感が大きく関係する戟法と楯法を不得手とする。

急段は雲笈七籤・墜落の逆さ磔である。

仮に聖十郎や征志郎と戦った場合、同じく死病まみれの南天に生死之縛・玻璃爛宮逆サ磔は嵌らないが雲笈七籤・墜落の逆さ磔は自負や自尊で武装しようと、自分に無いと知ってるモノを求める者は嵌るので、盧生の資格を求める彼らは嵌ってしまう。




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