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華鬘(けまん)は、仏堂における荘厳具(装飾)のひとつ。

花鬘、花縵とも書く。

梵語の「クスマ・マーラー」の漢訳で、倶蘇摩摩羅と音写される。


概要編集

華鬘は、元々は生花で造られたリング状の環(花環)で、装身具であったものが僧などに対して布施されたものと考えられている。

本来僧は出家したものであり自分の身を飾ることができないことから、布施された花環を仏を祀る仏堂を飾るものへと変化したものと見られる。


また、六道の最高位である天道に住まう天人は、頭から華鬘が生えているとされる。

この華鬘が萎れることは、死の直前に天人の体にあらわれる五つの兆し「天人五衰(てんにんのごすい)」のひとつとして、 「頭上華萎(ずじょうかい)」と呼ばれる。

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