概要
落葉なき椎とは、『本所七不思議』に登場する怪談話の一つ
内容
江戸時代の本所に所在した肥前平戸新田藩・松浦豊後守の上屋敷には、樹齢が何百年かわからないが鬱蒼と茂った椎の古木がその枝々を塀の外にまで伸ばしていた。
不思議なことにどの季節でも、どんな天気でもただの一枚も落ち葉がなかったという。
これを気味悪がり、家人もこの家にはあまり近づかなかったという。
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