概要
漫画「龍と苺」の主人公。物語開始時点で14歳の中学二年生。
神奈川県の北瀬市立藤ヶ崎中学校に通う女子。
日々に退屈し、本気で打ち込める何かを探していた。ある日、学校のカウンセラーの宮村との出会いから将棋の世界に踏み込むことになる。
とにかくケンカ腰な性格で、なにかと揉め事を起こしがち。敬語を使うこともほとんど無い。
作中で様々な相手との出会い・戦いを通じ、少しずつだが人間として成長していく。
宮村から教わるまで将棋知識は皆無で、駒の動かし方も知らなかったが、人間離れした才能によりほんの数ヶ月で全国区の実力を身に付ける。
得意戦法は角換わり。終盤戦の嗅覚にも長ける。また、将棋歴の短さと驚異的な成長速度から、対戦相手から研究されづらいのも強み。
一方で、序盤の定跡の知識はまだまだ不足しており、女子中学生ゆえの体力の無さもネック。
とある場で棋士の伊鶴航大に敗れたため、彼へのリベンジを目標としている。
宮村の事を慕っており彼の言う事は(比較的素直に)聞く。
宮村は物語の途中に末期がんで入院することになるのだが彼からの教育は短期で暴力的だった彼女を大きく変えることになり人間として大きく成長させることになる。