概要
吉原の鈴屋彦三郎抱えの呼び出し花魁。
ドラマ版においては仁のかつての婚約者である未来の先祖らしき人物(原作では、
仁は彼女にプロポーズしたが断られている)。
妖艶で冷静な性格。鈴屋の命を救った仁に惚れるも、彼の心に咲がいることを悟り、身を引く。
ある大名の隠居に落籍される予定だったが、乳癌の手術により破談となる。
その後、横浜で手習いの塾を開いていたが、長屋を追い出されてしまい、再び仁の前へと現れ、
仁友堂の雑用をこなしていた。そして仁と咲が無実の罪で投獄された際には、
“ツル”を用意するために身売りを決意するが、
かねてより自分に好意を抱いていたフランス人の貿易商であるルロンと結婚し、
その“ツル”によって、仁らを釈放し、仁友堂を去った。
その後、妊娠し、『麻酔なし』での帝王切開によって『安寿』と言う赤子を出産した。