概要
佐原ミズによる日本の漫画作品。『ゲッサン』(小学館)にて、2011年5月号から連載中。
中学の半分を登校拒否で過ごした鉄宇は現実から逃げるように家から遠く離れた高校へ進学した。
そこでかつての自分との出会いをキズナとして頑張る少女がいることを知る。
登場人物
一ノ瀬鉄宇(いちのせ きみたか)
若葉台高校1年生。主人公。
中2の残りは登校拒否。中3はなんとか保健室登校をしていた。
中学入学後はバスケ部に入部。
自分以外大体は初心者で、周りにバスケを教えることが多く。皆の中心に居られると思っていた
が、中2に入ると実力も体格も誰より劣っていた。
しかし、2話で体育の時間バスケがあり、劣っているようには見えない。
宝がスペイン舞踊の靴を捨てようとしているところに出くわし、バスケを教える。
スペイン舞踊の靴は宝から貰う。今も大切に持っている。
宝が興味を持っていたスペイン舞踊を習う。部活は入っていない。
藤本宝(ふじもと たから)
桜ノ宮女学院高校1年生。昔から内向的で臆病。
背が高く、手足が大きいため「かっぱ」とあだ名を付けられ虐められていた。
祖母が気分転換に近所にできたスペイン舞踊の教室に連れていくと興味を持ち
いつか一曲でも踊れるようになったら発表会に出ようと1つの目標が出来た
しかし、向き不向きにて教室の皆から拒絶されるようになり、その夢を諦めた。
ところが、ある日ニコニコしながら帰って来て「バスケを始めてみる」と言った。
折角のばした髪の毛もバッサリ切り一生懸命である。
鉄宇から貰った靴が無いと試合に出れない程大切にしている。
一ノ瀬銘椀(いちのせ なまり)
桜ノ宮女学院中等部1年生。鉄宇の妹。
頬に目立つ傷がある。
鉄宇の件で怪我をした辻村の妹や妹の友達に虐められていた際、ボールで背中を押され
階段から落ち、怪我をした。兄の描いてくれる99点オバケが好き。
友人であった倉田には部活で銘椀が練習試合に出られる事で避けられるようになり
上履きを取られたりした。
が、鉄宇に言われ倉田と、関係を戻すことができる。
市川円砢(いちかわ つぶら)
若葉台高校1年生。鉄宇の友人。
入学式当日は鉄宇とは隣の席。少し太っている。雷が苦手。
料理部に入っているが女子からは「使えない」と言われ、追い出されそうである。
もともと部活は入らない予定でその理由は「食べ歩きがしたいから」。
兄弟が居り、上の兄はものすごく痩せていて、大食いであることがわかる。
菊池英(きくち はな)
若葉台高校1年生。鉄宇の友人。
2話の体育のバスケの時間、グループを組む際「不参加で」と告げたり。
入部した剣道部にはまったく参加しないなど、めんどくさがり屋。
小学生の頃は声が高かったらしく、聖歌隊に入っていた。
だが変声期後は声が低くなり用済みになってしまい、悔しかったらしい。
兄弟には姉が居り、元ヤン。今はCAをしており何やかんやで美人。
鉄宇や円砢からおかずを恵んでもらったお礼にケーキを作り、お礼を返すなど優しい姉。
冷え性で殆どマフラーをつけて過ごしている(教室など。)
が、6話で鉄宇たちと立つ練習をする際はパーカーを着ていてマフラーはしておらず。
2巻コミックのあとがきにもパーカーでマフラーはしていなかった。