鉄槌神アヴィエルとは、GREE発のソーシャルゲーム「探検ドリランド」、
及び同社原作のアニメ「探検ドリランド-1000年の真宝-」2期ベリンダ編(アニメ全体では3期)の登場人物である。
ソーシャルゲーム
GREEより配信されている携帯ソーシャルゲーム。
ハンターカードを使ってダンジョンを探検し、モンスターと戦ったり、お宝や新たなハンターカードを探し当てるゲーム。
ハンターカードは火・水・雷の3属性と、N(ノーマル)~SSSR(トリプルスーパーレア)までのレアリティを持つ。
ゲームでの鉄槌神アヴィエル
「鉄槌神アヴィエル」は雷属性のSSR(ダブルスーパーレア)カード。
コンプガチャ第十三弾となる期間限定イベント『救出司令!新SSレア冬姫』(2012年2月1日~12日)にて、新カードとして登場。
(なお、このイベントではアヴィエルの他に、堕天騎士ベリンダ、鉄壁美神リュシー(アニメでは鉄壁女神リュシー)など、同アニメにキャラクターとして登場するSSRカードも実装されている。)
・ カード番号: No.739
・ 属性: 雷属性
・ タイプ: SSレアカード
・ 消費フォース: 24
・ MAXレベル: 50
・ 攻撃力: 8800〜18000
・ 防御力: 4900〜9100
・ フォース効率: 対キング1129pt/対レアキング1129pt/対イビルpt
・ 特殊能力: -
・ 必殺技: ゴットブレイバー(固有技)
関連カード
鉄槌勇士アヴィエル
雷属性のR(レア)カード。
第三弾イベントダンジョン『狼の城ダンジョン』(2013年1月16日~24日)にて、イベントダンジョン専用ハンターとして登場。
鉄拳天皇アヴィエル
雷属性のSR(スーパーレア)カード。
第14弾イベントダンジョン『祝福ダンジョン』(2013年11月7日~11月19日)にて、イベントダンジョン専用ハンターとして登場。
※出典:探検ドリランド図鑑;鉄槌神アヴィエル他
ネットカードダス
2013年7月12日より、バンダイとGREEが提携して、ネットカードダス「探検ドリランド」を発売している。(※2014年4月7日サービス終了)
リアルカードを入手してシリアルコードを専用画面に入力し、そのデータでオンラインゲームを楽しむことができる。
カードにはゲーム内やアニメのキャラクターが使われているが、キャラクター固有のフレーバーテキストや、他のキャラクターからの一言コメントを伴う「アシストキャラ」が記載されているため、ソーシャルゲーム版にはないキャラクター設定を知ることができる。
中にはアニメと密接に関連しているセリフやテキストもあり、特にアニメに登場するキャラクターはテキスト内容もアニメ設定に依拠していることが多い。
なお、アシストキャラクターは、SRカードには2名、SSRカードには3名設定されており、カードもその分の種類がある。ほとんどのカードはソーシャルゲーム版よりもレアリティが1段階下げられている。
ネットカードダスでの鉄槌神アヴィエル
第2弾「輝水の章」で登場した雷属性のSRカード。
アシストは邪神騎セアド、黒鬼神イーディアの2種。
テキストから読み取れる設定はアニメに準拠しており、アニメに登場する神々の世界「ドリ天界」の使いとされている。
アニメでの具体的な設定はアニメ項参照。
関連カード
鉄槌勇士アヴィエル
第1弾「激炎の章」で登場した雷属性のNカード。
アシストは大槌お嬢様エルナ。
拳でダンジョンの壁をぶち抜く突貫型のハンターで、エルナの兄。
鉄槌神アヴィエルが神となる前、人間だった頃の姿と思われるが、具体的な記載はない。
(※アニメの「ドリ天界」は、徳の高い人間が現世を解脱して、神に生まれ変わる世界という設定。なお対する「ドリ魔界」は、普通に魔族が住む世界である)
大槌お嬢様エルナ
第1弾「激炎の章」で登場した雷属性のNカード。
アシストは鉄槌勇士アヴィエル。
身の丈に合わない大槌(本人曰く「トンカチ」)に振り回されるひよっこハンターで、アヴィエルの妹。
その割に、アヴィエルからのアシストからはかなりの怪力であることも読み取れるので、恐らく力の加減や制御がきかないものと思われる。
なおソーシャルゲーム版では、期間限定イベント『バレンタイン大抽選会』(2013年2月12日~19日)にて限定カードとして登場した。
邪神騎セアド
第2弾「輝水の章」で登場した雷属性のSRカード。
アシストは鉄槌神アヴィエルと冥界王デスメノス。
設定はアニメに準拠しており、アニメに登場する魔族の世界「ドリ魔界」の刺客とされる。
自称「魔界の育メン代表」の博多弁キャラで、アヴィエルとは現場でしばしば衝突するライバルのような関係。アヴィエルと相互にアシストし合っているが、コメントはどちらからも激しい対立が見て取れる。
なおソーシャルゲーム版では、第3弾『オールスターガチャ』(2013年3月12日~15日)にて限定カードとして登場した。
黒鬼神イーディア
第2弾「輝水の章」で登場した火属性のSRカード。
魔界屈指の実力者だが、愛弟子の造反を受けその粛清に追われる。
アヴィエルに当てて「美しき野獣」などと賞賛するアシストコメントをしているが、イーディアへのアシストはアヴィエルではなく邪精神エインシーと、弟子の祓邪鬼士ヴァルラムで、イーディアとアヴィエルの具体的な関係は不明。
なお、イーディアはソーシャルゲーム版には登場せず、スピンオフ作品の「ドリランド 魔王軍vs勇者!」(通称「ドリまゆ」)にてビジュアルのみが登場。名前がついたのはネットカードダス版が初出である。
アニメ
ゲームを原作とした同タイトルのテレビアニメが東映アニメーションより2012年7月7日から放送されている。
2014年1月現在、アニメ第3期かつ「探検ドリランド-1000年の真宝(まほう)-」シリーズの第2期にあたる「混沌の子ベリンダ編」が放送中。(※2014年3月放送終了)
神々の世界「ドリ天界」、魔族の世界「ドリ魔界」が新たに登場し、地上の人間以外の人物が数多く登場している。
アニメでの鉄槌神アヴィエル
公式サイト紹介文
混沌追撃一番隊隊長を名乗るドリ天界の神。
命令完遂の使命に燃えて、盲目的にベリンダを付け狙う。
人物像詳細
世界を滅ぼすとされる混沌の子・ベリンダをドリ天界へ回収するため、地上に遣わされた神。
ドリ天界混沌追撃一番隊隊長の肩書きを持つが、実質的にはほぼ単独行動で主人公のハガン一行を襲撃する。
ドリ天界に固く忠誠を誓っており、天界の長である女高天帝レナスと、彼女の右腕である光貴公神ディオルの命令を絶対の正義と盲信している。
そのためハガンたちの言葉には聞く耳を持たず、ベリンダ奪取のために一方的な実力行使を行う。
その実力は確かで、物語冒頭では全く歯が立たないほどの強さを誇るが、性格は愚直と言ってよく、作戦遂行にあたっては力押しの一辺倒で誘導作戦にもあっさり引っかかる。
ストーリー後半では主にドリ天界でのリアクション担当に終始し、ハガンたちとの接触は著しく減少したが、任務の矛先であるベリンダと物語上の関わりの深い雷蝶花フェイリンとだけは比較的よく出会っている。
最終話の後日談的なワンカットでは意外な姿を見せた。
天界では目上の神々に非常に礼儀正しく振舞うが、ハガンたちには神として居丈高に接する。
また、魔族の邪神騎セアドと現場で鉢合わせた際は、敵意をむき出し、天界と魔界の対立関係をあらわにした。天魔それぞれの刺客として同ポジションに当たるセアドとの関係ではギャグ的な描写も目立ち、OP中でもかなり重要な位置にセットで描かれているが、作中では実はさほど接触していない。
アニメ登場にあたって、衣装デザインはソーシャルゲーム版のものよりかなり簡略化され、髪型も80~90年代作品のような熱血漫画風にアレンジされている。
たくましく盛り上がった上腕以外の全身を黄金の鎧に包み、背中に小さな翼を備えている。翼は飛行時や必殺技の使用時には長く伸びて青白い光を放つが、その状態でも実体はあり、鳥のような羽根を備えていて抜き取ることも可能。羽根は本体から抜き取られても青い光を放ち続ける。
鉄槌と呼ばれる巨大な金のグローブを装備して戦う。
主な攻撃方法はその豪腕から繰り出される強力なパンチで、岩を砕き地を裂くほどの威力があるが、足技を組み合わせた近接格闘技も使いこなす。
雷の真宝力(まほうりょく:本作で使われる魔法のような力)も強力で、攻撃に際してはしばしば巨大な手の形を成す。
必殺技は、真宝力を高めて必殺の一撃を繰り出す「ゴッドブレイバー」。
また、機動武闘伝Gガンダムの超級覇王電影弾のようなパロディ技も使う。
見た目も某親衛隊長に酷似していると評判で、作中やけに浮いている熱血キャラクターも相まり、結構色々な作品へのオマージュが詰め込まれているのではないかと囁かれる。
文語体じみた武人口調で喋る。初登場時のセリフ「天誅である!!」は強烈なインパクトを与えた。
一人称は3期1話でのみ「自分」だったが、その後特に終盤にかけて「私」で固定。
その他の人称は主に地上で使われるが、「キサマ」「お前」等と、威圧的な物言いをする。
天界では目上の神しか登場しないため、礼儀正しくかしこまった言葉遣いをする。
見た目はおおよそ少年~青年くらいの年頃に見えるが、神でありハガン(3期時点で16歳くらいと言われる)たちを「小僧」呼ばわりするため、実年齢は見た目よりもかなり上の可能性がある。
声優は泰勇気。
別名・表記ゆれ
関連イベント
・2014/3/16 HARU COMIC CITY19 にて探検ドリランドプチオンリー「TREASURE HUNTERS HEAVEN2」
・2014/7/13(日)探検ドリランドオンリーイベント「ドリマニアックス」
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