騎士と聖女
きしとせいじょ
貴方と、そして神に仕えましょう。
『Fate/Apocrypha』に登場するジャンヌ・ダルクと『Fate/Grand Order』に登場するジル・ド・レェのカップリング。別名ジャンジル/ジルジャン。
名前の由来は救国の聖処女との呼び声高いジャンヌとそれに付き従ったジルから。慇懃無礼なベテラン騎士と、新米騎士のド田舎少女という設定から、歳の差カップルとして好まれる。
その主な内容としてはリードする側であるはずのジルが主に受けで、それにジャンヌが甘えたりする形式。崇高な聖処女に手が出せない謙虚で遠慮がちなジルと、一応聖女としての礼節を弁えていながらもジルのことが大好きなジャンヌというほのぼのコンビ。しかし実際ジルもジャンヌに依存しており、その為双方持ちつ持たれつの関係となっている。
色々とデコボコなコンビではあるが、ジルのジャンヌに対する思慕の感情は本物。現に彼が狂乱に堕ちた最たる理由はジャンヌの惨すぎる処刑方法であり、陵辱された挙句火刑に処されたという知らせを聞いてから、彼は数日間神を呪い続けたという。しかし、神への愛情は消えても、亡きジャンヌへの愛情だけは狂った後でも消えなかったという。
実際のゲームではジルがジャンヌに目を突かせるのを容認しているなど色々とヤバい関係ではあるが。
ちなみに実際のFGOでパーティを組むと意外と悪くない相性だったりする。
ジャンヌが宝具で守りを固めながら、ジルの宝具のデメリットを解消することができ、ジルは宝具で、ジャンヌはスキルでスターをある程度獲得することが出来る。
そのため、ジャンヌがArtsと宝具で守りを固め、ジルが宝具で強化されたBusterで殴りに行くという綺麗なサポーターとアタッカーの構図が出来上がる。お互い宝具がArtsなのでArts宝具チェインも狙うことが出来る。宝具が攻撃系のものではないのでジルの「軍略(C)」が機能しないが、もう一人別のサーヴァントでサポートしてあげよう。