概要
週刊ヤングジャンプ連載『キングダム』に登場する騰×録嗚未のBLカップリングである。
作中(※ネタバレ注意)
作中登場時は王騎軍の副官と第一軍長、王騎没後(16巻以降)も騰軍として共に戦う。
上司と部下もしくは戦友同士という位置付けだが、他の軍長らが「騰様」と呼び敬語で話すのに対し、録嗚未だけが騰を呼び捨てにしている。
※以下ネタバレ注意
・漫才コンビ(?)としての始まり
合従軍編にて、録嗚未は楚軍第一将・臨武君と一騎打ちをした際、馬上から叩き落とされ重傷を負い、絶体絶命の危機に追い込まれる。
そこに本陣から抜け出した騰が、敵兵を蹴散らしながら臨武君に突っ込んでいき、最終的に臨武君を討ち取り、録嗚未の命を救う形となるのだが…
騰が圧倒的な武力で臨武君を追い込んでいく中、臨武君から「貴様は一体何者だ」と問われると、「天下の大将軍だ!」と堂々と答えるが、それに対して録嗚未は「あんたは違うだろ」と心の中でツッコミを入れていた。
また、激しい戦闘の末臨武君を討ち取った騰は、臨武君の強さを認めつつ「あの世で同金・鱗坊・録嗚未と酒でも飲むがいい」と発言する。秦軍全員が歓声で湧く中、勝手に亡き者にされた録嗚未だけは「今俺を入れたよな…」と心の中で怒っているのであった。
これ以降、騰が縁起でもない冗談を言い録嗚未がツッコむ、という漫才のようなやり取りが恒例化していくのだが、このやり取りに関して作者は公式ガイドブックにて、
「王騎が死んだあと、王騎と漫才ができなくなり、騰の良さの出し方が分からなくなった。そんな時に騰が録嗚未をいじったら、騰らしさが戻ってきたので、録嗚未ナイスです!」(要約)と語っている。
さらに合従軍に勝利した際も、騰は録嗚未本人が真後ろにいるにもかかわらず「録嗚未たちの死が無駄にならなくてよかった」と発言し、それに対して録嗚未が「オイ」とツッコミを入れており、上司と部下でありながら気安い2人の関係性が垣間見える。
イジる⇆イジられる?
公式ガイドブック等で2人が紹介される時、しばしば「録嗚未をいじる、騰にいじられる」という表記が見られる。以下、それらの記述を抜粋する。
2016.1.19 公式ガイドブック2覇道列紀
騰(備考欄):録嗚未をいじりたおす
録嗚未(備考欄):騰にいじられる
2019.4.12 キングダム新聞
人物相関図にて(騰→録嗚未):よくイジっている
将軍紹介にて(騰)備考:録嗚未をイジりたおす
2020.6月 人気投票結果発表
騰(7位)に対して:録嗚未「あんた絶対自分で入れただろ」
録嗚未(21位)紹介文:騰にいじられ続ける元王騎軍軍長
2021.7.16 戦国七雄人物録
録嗚未:(武力)92(指揮力)90(知力)82(経験値)A
(騰に)いじられる
「騰にはよく死んだ人扱いされる/軽口も信頼しているからこそ/事実騰は録嗚未に呼び捨てを許している」
騰:(武力)96(指揮力)95(知力)94(経験値)S
(録嗚未を)いじりたおす!
2023.5.18 YJ休載企画ふかぼりキングダム
(六将候補の武将紹介ページにて)
騰に”好かれる”元王騎軍の豪将 録嗚未