鹿羽吾郎
しかばねごろう
CV:広田みのる
秘密結社「ズヴィズダー」三幹部の1人で、幹部の黒一点。
組織内での通り名は「ピェーペル将軍」(ピェーペル(пепел)はロシア語で「灰」のこと)。
ズヴィズダーに入る前は暴力団「鹿羽連合」の総長で、組同士の抗争で窮地に追いやられていたところを星宮ケイトに救われ、舎弟のヤスと共に彼女の組織するズヴィズダーに入団した過去を持つ。その経歴のためか、たまに「お嬢」や「カタギ」といったそのスジの人っぽい単語を用いることもしばしば。
その経歴や威圧的な外見とは裏腹に、組織の中では冷静沈着な(比較的)常識人。
当時は喫煙家だったが現在は禁煙しており、代わりに菓子や紅茶を嗜む楽しみを見つけている。
また、菓子好きについてはキッチンでスイーツを自作したり「物資の調達」と称してこっそりスイーツを買いに行こうとする一面も見られる。また、自分用のティーセットを専用のケースにしまい持ち歩いており、戦闘時であっても常にスイーツと紅茶を欠かさない。
一方で喫煙に付いてはヤスに対して禁煙を促すこともある。また、彼がかつて使用していたライターをヤスは今でも愛用している。
組織内では基本的に「将軍」と呼ばれるが、地紋明日汰からは「吾郎さん」、元々舎弟のヤスや娘の鹿羽逸花からは「親父」と呼ばれている。
組織内では一番大柄な体格。眼光鋭く左こめかみに十字型の傷がある強面の中年男性。
普段はオールバックにカイゼル髭を蓄え、スーツ姿にサングラスを着用している。新渡戸稲造に似ていると自負しており、とある一件で組織総出で中学校に潜入することになった際は同氏の銅像に扮している。
変身時はドイツ軍のロングコート風の軍服を着用し、胴回りを巻くように複数のポーチを装着している。
顔にはドクロのプリントされた仮面を付けており、下アゴ部分からカイゼル髭のように横に広がった二本の角が生えている。また、素顔と同じ位置に星の模様が描かれている。
武器は主にパンツァーファウストのような武器2本を使用し、接近戦では棍棒のように豪快に振り回している。そのほかミニガン・熱線銃など様々な武器を常備しているらしく、変身時は歩くたびに重々しい地響きを鳴らしながら移動している。