概要(ややネタバレ注意)
「どちらが消える?」
CV:板東愛
ゲーム「バロック」の登場人物。
甘えん坊な弟と比べて、少々気が強い性格だが弟同様に天然なところがある。
公式な個人名は存在しないがファンの間では、単純に”兄”や”兄さん”
又は、漫画版の名前である”13号”と呼ばれ、pixivにおいては「13号」のタグが使用される。
以下ネタバレ注意
神経塔の中で幻影として出現する。
「ぼくは死んだ。きみは生きた。自分が生き残るために、きみが消したんだ。ぼくを消したんだ。」
かつて、腰でくっついているシャム双生児として主人公(12号)と共に生きてきたが、
心臓が主人公側にある心臓しかなく、二人一緒では維持できないため交互に起きていた。
常に片方は眠っているため直接会話することはできないが、二人はとても仲が良く、交互に起きてはチェスをしていた。
離れたいとは思わなかったが、二人でひとつの心臓では成長に伴い維持できなくなり、教団は兄弟を切り離すために分離手術を行った。そして、その手術で13号は死亡した。
兄(13号)なのに弟(12号)より番号が後なのは、周囲から「(心臓がない)兄は長く持たないだろう」という扱いだったため、仮名である。(漫画版)
「どちらが死ぬ?」 『ぼくは死にたくない・・・』 「では、ぼくが殺される」
生き残った主人公は自分のせいで兄が死んだ(殺した)と思っていおり、『自分ではなく兄さんが生きてほしい』と世界をやり直す。
次のプレイでは主人公は13号に変わるが、13号も弟と同じように再び12号が生きている世界を望み、やり直す。これはある条件を満さない限り、弟と兄が交互に入れ替わるループをし続ける。
また、13号になっていると、一部のキャラクターとの会話が変化する。
ゲーム中では主人公は13号や12号にもなりうるが、ムービーやイベントから察するに、主人公は12号とするのが妥当だと思われる。
「またチェスをやろう。幸せだったあの時のように。それぞれが目覚めたときに一手ずつ指して。」