概要
ベンディ・アンド・ザ・インクマシーンに登場する狼をモチーフにしたキャラクター。正式名称は『狼のボリス(Boris the Wolf)」。のんびり屋のマイペースでかなりの食いしん坊。劇中劇として発表されている短編アニメの中でも、大体何か食べている。人間に近い等身と体格の獣人。尻尾は無く、肌の色は黒で、手の指は各四本。白い手袋、白いオーバーオール、黒い靴を着用している。
インクマシーンのボリス
インクマシンによって生み出されたボリスの等身大フィギュア。自我を持っているが、誰の魂が宿っているかは不明(魂を持っているかも)。また、他のインクマシン製のキャラクターとは異なり、アニメでの姿ほぼそのままで実体化している。全く同じ外見の者が無数に存在しているが、その殆どがアリス・エンジェル(スージー)に虐殺され、ヘンリーがスタジオにやって来た時点で生き延びていたのは僅か二体であった。
その内の一体は臆病な性格でセーフハウスに隠れていたが、インクベンディから逃げ延びたヘンリーと遭遇し、彼を匿った。その後、ヘンリーとカードで遊んだりして親交を深め、ヘンリーにベーコンスープを振る舞われた後、行動を共にすることとなる。
臆病な性格であるため闘えないが、ダクトを通ってドアの開閉装置を作動させたり、ヘンリーの武器になりそうな鉄パイプを調達したりと活躍する。
しかし、最後はアリス・エンジェルに捕まって殺された上、異形の怪物「野獣ボリス(Brute Boris)」に改造されてヘンリーと対峙する。
Tom(トム)
生き延びていたボリスの内の一体。インクマシンの整備を行うエンジニアだったトマス・コナーの魂がインクマシンによって生み出されたボリスの等身大フィギュアに宿ったものであることが示唆されている。人間だった頃に妻だったアリソンと行動を共にしており、インクベンディやアリス・エンジェル、サミー率いるカルト集団とは敵対している模様。
上記のボリスと同じく会話は出来ないものの、ヘンリーを危険視して矢鱈威圧してくるため、先に出会ったボリスとのギャップに面食らうことになる。
鉄パイプやハチェットを持ち歩いている。左腕が欠損しており、ベンディを模したアニマトロニクスの腕を義手として装着している(何故か腕として機能している)。
アリス・エンジェルに襲われたヘンリーをアリソンと共に救うが、隠れ家に彼を監禁する。隠れ家にインクベンディが襲撃しに来たときはアリソンに彼を見捨てるよう促した。
しかし、後にヘンリーがサミーに殺されかけている場面に遭遇し、サミーを殺してヘンリーの命を救った。