概要
E-JETとは、エンブラエルが開発、製造販売しているリージョナルジェット旅客機のシリーズの事である。
現在日本では、J-AIRとフジドリームエアラインズがこのシリーズを運航している。
座席数は現行最小モデルのE170で1クラス最大78席、2クラス66席、最大モデルのE195で1クラス最大124席、2クラス最大100席を設ける事が可能になっている。
コックピットは、逆W字型の操縦捍と液晶モニター5面で、グラスコックピットとなっている。
また主翼端にはウイングレットが設置されている。
エンジンをGTFのPW1700or1900Pure Power、ウイングレットをレイクドウイングチップに換装したE2が、E175、E190、E195に設定されている。
シリーズ
就航年はFAAとEASAの型式証明を両方とも取得した年とする。
E170(2004年就航)·····基本型
E175(2006年就航)·····E170の長胴型
E175-E2(2027年就航予定)・・・・2019年初飛行。現在開発凍結中。
E190(2006年就航)·····E175を更に大型化
E190-E2(2018年就航)・・・・上記の通り
E195(2007年就航)·····E190の長胴型
E195-E2(2019年就航)・・・・上記の通り
また170と175、190と195はそれぞれ95%の共通性を有し、170系と、190系でも共通性は89%程度ある。
日本におけるオペレーター
J-AIR E170··18機
E190··14機
フジドリームエアラインズE170··3機
E175··13機(2機発注中)
余談
日本の国土交通省航空局の登録型式証明上は、E175-100STDならば、ERJ175-100STDの様に、ERJ〇〇〇となっているので、注意が必要。
関連項目
J-AIR···JALの子会社で、日本で初めてこの機種を発注した航空会社
フジドリームエアラインズ···2009年の創業以来、このシリーズのみで事業を展開。