概要
LR-1は、陸上自衛隊が1960年代から2016年にかけて運用していた連絡偵察機。
三菱重工製ビジネス双発プロペラ機MU-2の陸自仕様で、米国向け仕様MU-2Bをベースとしている(社内呼称MU-2C)。駐屯地間での人員物資の輸送や、偵察任務などに使われてきたが、老朽化に伴って後継のLR-2(レイセオン製ビーチ350キングエア)に更新される形で退役した。
装備として、偵察時はJKA-30Aカメラ2基を搭載する。
また1号機と2号機に限り、ドアガンとしてブローニングM2重機関銃を搭載可能だった(3号機以降はM2を搭載するためのフェアリングが取り外されている)。
MU-2の詳細は次の記事を参照
→MU-2