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PANDORA_PARADOXXX

じんるいへのちょうせんじょう

PANDORA PARADOXXXは、アーケード音楽ゲーム「maimai」に収録されている楽曲。
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概要編集

PANDORA PARADOXXXとは、SEGA発アーケード音楽ゲームmaimaiに収録されているボス楽曲である。難易度はMASTER13+(でらっくすバージョンにて14+に昇格)、Re:MASTER難易度は14、後に15に昇格(2024年6月現在僅か2曲のみ)という、非常に難易度の高い楽曲に仕上がっている。作曲コンポーザーは削除氏。


maimai旧筐体における最後の大型楽曲解放イベントPANDORA BOXXXの最後の試練…基、最強にして最凶の刺客として登場。その難易度は当時の音ゲーマーは愚か、非音ゲーマーですら度肝を抜かれた次元を超越した譜面をしており、今の音ゲーマーのインフレを引き起こした元凶とまで考えられる(事実、この楽曲をクリアできた人物は現行のアーケード音ゲーを軒並みクリアしている人が多い模様。)



楽曲情報編集

まず、この楽曲を解説する前に、一度PANDORA BOXXXというイベントを簡単に解説する。

このイベントでは、ある条件を満たせば挑戦できる。その条件として特定の楽曲で、特定の条件をこなし、解放された楽曲をクリアする、というもの。

(例として、Alea jacta est!という楽曲はチャレンジトラック(当時は34曲もある)を全てクリア、という厳しい条件があった。)

そして、その並み居る楽曲6つをクリアすることで「エンブレム」がもらえるが、これらを全て消費することで初めてこの楽曲、PANDORA PARADOXXXがその姿を現す。当然この時使ったエンブレムは全て消えるため、失敗すれば一からやり直し(エンブレムを獲得するためにもう一度プレイしなければならない)となるため、そもそもクリアするまでの道のりが非常に険しかった。(後に解放条件は緩和されたりもしたが、それでも多くのクレジットを消費してしまうことになるので非常に大変。)


そして満を持して現れたこの楽曲だが、クリア条件はなんとパーフェクトチャレンジでライフは僅か10。一発でもGREAT判定を出した瞬間即強制終了という、もはや理不尽としか言えない条件だった。(後に50に緩和。それでも実質4回GREATで崖っぷち。)


そんな本楽曲だが、削除氏による超絶的リズム難&コロコロ変わるBPMという、もはや曲とは一体何なのかすら考えさせる、しかしそれでも素晴らしい完成度の楽曲デザインになっている。BPMはなんと驚異の150-225というもの。更に、譜面全体が非常に見分けづらい認識難であったり、当時の楽曲たちには存在しない譜面配置もあるため、身につけてきたあらゆる実力や知識は全て役に立たない。また、そもそもイントロの時点でいきなりリズム難が来るため、このリズム難を越えたあとのBPM転調に追いつけずに即アボンも免れられない。


そして、最大にして最後の関門が、最終発狂。筐体全てのボタンをあらゆる形で押さなければならず、さらに24分の大回転に片手で、[5.3.1.7]を4回繰り返す。やり方はプレイヤーによるが、腕が絡まない対策も必要となる。何を言っているかわからないと思うが、無論書いているこちらも理解できないような化け物であることは容易に想像できるだろう。







だが、ここまでは全て表の顔。







本当の絶望は、この先にあったのだ。



さらなる絶望編集

どうにかこうにか、この絶望的楽曲をクリアした猛者たちマイマイマー。…しかし、そのクリアした直後の画面には…




なんと今までクリアしてきたはずのボス曲6曲が全て進化して、Re:MASTER譜面として立ちはだかったのである。


そして、その中には、この曲もあった。


PANDORA PARADOXXX、絶望のRe:MASTER Lv14も引っ提げて。


そう、これこそが本当の意味での地獄、本当に本当の最終決戦、PANDORA BOXXXの真の正体。

なんと今までクリアした楽曲全てのレベルは衝撃の13+。

ここで、もう一度、PANDORA PARADOXXXのレベルを確認してほしい。

…そう、なんとたった今クリアしたはずのレベル13+はすべてこのための壁であり、6曲全てが13+となって立ちはだかったのである。更に、この楽曲たちのエンブレム獲得条件はライフ10、SSSクリアという破格の難易度。そのあまりの難易度の高さはもはや現代人、いや未来人ですらまず突破不可能とまで考えられるようなものであり、当然この事態にトップランカーは愚か多くの音ゲーマーから「さすがにやりすぎだろう」という感じの意見が殺到。運営による難易度の調整がすぐに行われた。(MASTERレベルはエンブレム獲得のためにSランクでクリア、Re:MASTERはSSで獲得可能。それでも破格の条件であったことに変わりはない。)


こうして、多くの音ゲーマーを叩き潰し、しかし人類の壁として君臨していた本楽曲との戦いは、2019年6月1日、ついにその戦いに幕を下ろすことになる。


感動のFinaleへ編集

2019年6月1日、人類初の完走者が現れた直後。






…そこには、もう一つの楽曲が現れた。









Believe the Rainbow編集

絶望の先に見せられたのは、盛大でかつ、感動のフィナーレ。そう、PANDORA BOXXXの、否、maimai旧筐体のエンディングが始まった。

平田祥一郎氏と新谷さなえ氏によるオリジナル楽曲であるこの楽曲には、歌詞のあらゆる部分に旧筐体の色や要素が散りばめられた、最後のご褒美として素晴らしいエンディング楽曲となっている。その難易度はMASTERでLv13。最難関を乗り越えた先の最後のスタッフロールとしては最高の出来となっている。


その後、続々とランカー達による攻略がなされ、解放条件も徐々に緩和されながら、PANDORA BOXXXは終焉を迎えた。それと同時に、maimaiは旧筐体としての生涯を終え、時代はでらっくすバージョンへと移り変わってゆく。その歴史の影には、名もなきランカーと、マイマイマーの努力があったことを、決して忘れてはならないだろう。



その後…編集

でらっくすバージョンでは現行楽曲中僅か2曲しか存在しないレベル15という破格の数字をもつ楽曲となっている。しかし、もはやそのレベルは現時点では登竜門扱いされており、なんと少なくとも100人が理論値を達成している。それでも、15というレベルは極めて難易度が高く、有名であり難しく、しかし愛される結果となった。



関連動画編集

https://youtu.be/TlRv2CmIngw?si=dSR7LuPPHSlrLXi4



関連タグ編集

maimai どうしようもないもの




























そして、maimaiは新時代へ向かってゆく。

この先の、次のmaimaiへ。

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